修行僧ぷってんの雑記

移動メインのトラベラー

シャーロット空港の乗り継ぎ

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

この記事の続きにあたります。

 

シャーロット空港に思ったよりも早く着いたので、ラウンジ訪問も考えましたが、定刻で46分しか接続時間がありません。

慌ただしくなるのも嫌なので、大人しく空港Wi-Fiで時間をつぶすことに。

 

このシャーロット空港、やたらアメリカン航空の飛行機ばかりいるので、アメリカン航空ハブ空港なのかな?と思って調べてみたら、やはりその通りだそうですね。

f:id:travelpudding:20170311164657j:plain

正確には、USエアウェイズハブ空港だったらしいんですが、アメリカン航空と合併して引き継いだ…という経緯だそうで。

 

そんなシャーロット空港は、ハブ空港ゆえに構造はいたってシンプル。

 

乗り継ぎの利便性を図るために、動く歩道もかなり整備されています。

 f:id:travelpudding:20170311165138j:plain

降りてきたのはCゲートでしたが、10分もかからないうちに、ワシントンD.C行きの飛行機が出発するE34ゲートへ。

かなりの人が搭乗待ちで並んでいました。

 

次のワシントンD.C行きは16:00発のフライト。

本来であれば15:30には優先搭乗が開始されていてもおかしくないのですが、その時間を過ぎてもなんのアナウンスもなし。

 

しばらく待っていると、係員から「ゲートが変わった。ワシントンD.C行きはE18ゲートへ行ってくれ」とのこと。

 

ここに来てゲート変更…これは絶対ディレイするパターンだなと思いつつ、E34ゲートにいても飛行機には乗れないので、仕方なくE18ゲートへ。

f:id:travelpudding:20170312070237j:plain

地図を見てもらえばわかりますが、なかなかめんどくさいです。

動く歩道のおかげでまだマシですが。

 

これならラウンジにでも行った方がマシでしたが、そんな事を悔やんでも仕方ありません。

 

5分ほどでE18ゲートへたどり着きましたが、すんなりボーディングが始まるわけもなく、この時点ですでに16:00を過ぎています本当にありがとうございました。

 f:id:travelpudding:20170312070320j:plain

ワシントンD.Cまでの道のりは長いです…

クアラルンプールの事件現場を歩いてみた

 

北朝鮮金正男氏が暗殺されたとされる場所といえば、クアラルンプール国際空港

f:id:travelpudding:20170310005822j:plain

最初このニュースを見た時、もしかしてクアラルンプールへ行く時危ないのでは?と思いました。

 

が、どうやら現場は第2ターミナル(通称:KLIA2)だったみたいです。

 

私が普段使うのは第1ターミナル(通称:KLIA)の方です。

※先日記事にした「クアラルンプール乗り継ぎ」もKLIAについてです。

 

travelpudding.hatenadiary.jp 

さて、今の時期にクアラルンプールに行くと周りに言うと、「危ない」「あなたはバカなのか」という声が挙がってきました。

当然っちゃ当然です。暗殺現場に行くんですからね。

 

私自身は「大したことないだろ」って思ってましたが、実際目で見てみないとわからないですからね。とりあえず行ってみることにしました。

 

事件現場となってしまったKLIA2。このターミナルは「ほぼエアアジア航空専用ターミナル」と思っていただいて構いません。

f:id:travelpudding:20170310005924j:plain

暗殺現場はこのチェックインカウンターのあたりだそうです。

予想通り何事もありません。普通です。警察による厳戒態勢、なんてものもありません。

f:id:travelpudding:20170310010227j:plain

金正男氏は、この写真奥のインフォメーションセンターで、メディカルセンターの場所を訪ねたそう。

私もそのメディカルセンターまで歩いてみました。

 

とりあえず後ろに引き返して、目の前の下りエスカレーターで2M階へ。

※右手にファミマがあるエスカレーターです。

f:id:travelpudding:20170310010317j:plain

2M階に降りたら、今度は左に進み、しばらく真っ直ぐ行くとまた下りエスカレーターがあります。これで2階へ。

f:id:travelpudding:20170310010505j:plain

※ルートは実際なんでも良いですが、とりあえず2階まで降りてください

 

今度はエスカレーターを降りて180度引き返し、十字路を右へ。

f:id:travelpudding:20170310010555j:plain

しばらくするとアライバルホールが見えてくるので、突き当たりを右へ。

f:id:travelpudding:20170310010630j:plain

ここがテレビで何度も見たことがあるメディカルセンターになります。

f:id:travelpudding:20170310010658j:plain

ここまで結構遠いです。4.5分は歩きます。

そして場所がわかりにくい!

 

私がこのルートを辿ってる時でも、特に怖い思いはしませんでした。

 

暗殺現場となったせいで、クアラルンプールに負のイメージを持っているかもしれませんが、全然危なくないです。


特に怖い思いをする事もありませんし、それが原因で旅行先から除外する必要も全くないですよ。

リニューアルされたバンコクのサクララウンジ

 

JALが運営するラウンジと言えば、「サクララウンジ」。

最近ではめっきりカレー屋さんの様相を漂わせていますけどね。

 

実は海外のサクララウンジって意外と多くありません。

f:id:travelpudding:20170307233845j:plain

その少ない海外サクララウンジの1つである、バンコク・スワンナプーム空港のサクララウンジに行きました。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

私は、つくづくリニューアル後のサクララウンジに縁があるのでしょうか。

このラウンジも那覇と同様に、2/28まで工事をしていたみたいです。

リニューアルしてから1週間ちょっとなので、出来たてほやほやです。

 

私は、タイに行ったのが初めてだったので、今回も比較することが出来ません。

 

お許しください。

 

さて、ラウンジの場所ですが、意外と分かりづらいです。

その分かりづらさのせいか、ラウンジまでのルートが書かれた紙をチェックイン時に貰うことが出来ました。

 f:id:travelpudding:20170307232257j:plain

まずは4階でD.E.F.Gのゲートに向かえば、あとは紙に従うだけでOKです。

 

というわけで入口へ。

 f:id:travelpudding:20170307232329j:plain

受付でボーディングパスを見せます。

受付ではWi-Fiのパスコードが書かれた札があります。

スワンナプーム空港のWi-Fiはかなりポンコツの部類なので、こうしたラウンジWi-Fiが重宝します。

 

Wi-Fiパスコードを手に入れたので、早速中へ。

f:id:travelpudding:20170307232430j:plain

 

f:id:travelpudding:20170307232519j:plain

かなり綺麗ですが、率直な感想としては「人が多い」でしょうか。

 

写真ではかなり人がいないように見受けられますが、これは優先搭乗開始とともに利用客が引いた瞬間を狙ったからです。

 f:id:travelpudding:20170307232551j:plain

f:id:travelpudding:20170307232618j:plain

 

f:id:travelpudding:20170307233353j:plain

訪れたのは午前9時、しかも羽田行きしかフライトがない状態にも関わらず、全体の半分は埋まっていたので、静かな雰囲気というのはなかなか厳しいです。夜だとなおさらでしょうね。

 f:id:travelpudding:20170307232657j:plain

f:id:travelpudding:20170307232731j:plain

 

f:id:travelpudding:20170307232856j:plain

それでもフードやドリンク類は一通り揃っています。

 

唐揚げやソーセージ、はたまたおにぎりなんてのもありました。もちろんカレーも。

 f:id:travelpudding:20170307233135j:plain

 

初めて行った海外のサクララウンジ。

 

どんな感じかなと思って行きましたが、内装や雰囲気に関しては、他のサクララウンジと遜色ないですね。

 

もちろん羽田や成田ほど大きくはありませんし、フードの数も劣ります。

 

それでも、日本の食べ慣れたものを頂けるのなら、行く価値はあるのではないでしょうか。

 

他にもキャセイパシフィック航空のラウンジに訪れています。

 

www.travelpudding.com

 

この後はJAL32便に搭乗しています。

www.travelpudding.com

 

クアラルンプール乗り継ぎは意外と有効?

 

最近修行僧の間(と北朝鮮絡み)で話題のマレーシア・クアラルンプール。

 

「クアラルンプール発券をするんだから、目的地はもちろんクアラルンプールでしょ!」

 

もちろんそうです。

 

が、修行僧のみなさまはほぼ確実に複数回行くことになりますよね?

 

そうなると、クアラルンプールだけでは少々飽きてくる。

f:id:travelpudding:20170305112320j:plain

f:id:travelpudding:20170305091333j:plain

クアラルンプール発券は、バンコクやシンガポール経由もルーティングとしては可能なので、そちらを「トランジット扱い」にしてショートステイするのも可能ですが、私はあえて、マレーシア航空の国内線を勧めてみたいと思います。

 

マレーシア航空の国内線は意外と飛行機路線があるので、ペナン島やランカウイ島、ジョホールバル、コタキナバルなども目的地の選択肢に入ってきます。

しかも安い。

便によりますが、片道2000円台で取れる事もあります。

f:id:travelpudding:20170305092045j:plain

「え?マレーシア航空の国内線に乗り継ぎ?ハードル高いよ」

と思うかもしれませんが、そんなに難しくありません。

クアラルンプール国際空港の構造が至ってシンプルだからです。

f:id:travelpudding:20170305092355g:plain

最初にマレーシア航空(成田or関空)、あるいはJALかANAに乗った場合、要は日本からの直行便に乗った場合、「サテライトターミナル」に飛行機が到着します。

 

そのターミナルの真ん中(十字の交点)からエアロトレインが走っているので、これに乗り「コンタクトピア」へ。

 

ここからがちょっと厄介です。

 

※ANA便を利用した場合、おそらくマレーシア国内線の搭乗券が日本では出ないはずです。乗り継ぎのチケットを持っていない場合、エスカレーターを降りる前に乗り継ぎカウンターへ行く必要があります。

※また国内線はショップが非常に貧相(飲食店がほとんどない)なので、乗り継ぎまで2〜3時間ある場合は、国際線ターミナルで時間を潰すのもありです。エアロトレインを降りてすぐの所にスタバがありますよ。

f:id:travelpudding:20170612115928j:plain

A.Bはこっち!という看板が出てくるのでそれに従います。

 

これで1階下、写真でいうLower Levelに降ります。

エスカレーターを降りたらあとは看板に従って入国審査のカウンターへ。

f:id:travelpudding:20170305112703g:plain

f:id:travelpudding:20170305112550g:plainf:id:travelpudding:20170305113617g:plain

 

実はマレーシア国内線をオススメする理由はここにあります。

というのも、クアラルンプールの入国審査って意外と時間がかかるんですよね。

時間帯によりますが、昼間だとすんなり行っても30〜40分ぐらいかかります。

 

しかし、この「マレーシア航空の国内線に乗り継ぎする」技を使えば、入国審査後の保安検査を含めても5分かかりません。

 

さらに、国内線とはいえ一応ラウンジも存在します。

ラウンジは保安検査を抜けてすぐ左にあります。この地図でいう「D」の部分。

f:id:travelpudding:20170305093306j:plain

ワンワールドの上級会員資格を持っていれば誰でも入れます(スターアライアンスやスカイチームの皆さまごめんなさい)

f:id:travelpudding:20170305111541j:plain

なお、係員からのファイナルコールはかからないみたいです。

 

中はこんな感じ。

 

利用客数の割に結構広いので、満席になることはほぼないでしょう。

f:id:travelpudding:20170305093907j:plain

 

f:id:travelpudding:20170305094219j:plain

日本国内線のラウンジとは違って、ちゃんとフードも存在します。ただしアルコールはありません。

f:id:travelpudding:20170305094847j:plain

 

f:id:travelpudding:20170305111404j:plain

この電光掲示板にゲート番号が書かれているので、適当な頃合いを見てゲートに進んでください。

f:id:travelpudding:20170305111435j:plain

 

クアラルンプールでのマレーシア航空の国内線への乗り継ぎ、いかがでしょうか。

1番恩恵を受けるのは、ラウンジも使えるワンワールドの上級会員ですが、それ以外の人達も有効に使えると思います。

 

「初日はクアラルンプールに宿泊して、次の日マレーシアのどこかに移動…」というような行動を取るぐらいなら、初日のうちにマレーシアのどこかに移動するのもありかもしれません。

 

※なおエアアジア航空などはKLIA2という別のターミナルになるため、1度メインターミナルで入国する必要があり、この技は使えません。ご了承ください。

アメリカン航空1899便でシカゴからシャーロットへ

 

travelpudding.hatenadiary.jp

travelpudding.hatenadiary.jp

 

これらの続きにあたります。

 

とっっってもめんどくさい保安検査を抜け、ラウンジも探訪し、いよいよ人生初のアメリカ国内線搭乗です。

 

まずは、アメリカン航空1899便でシャーロットへと向かいます。

f:id:travelpudding:20170302071304j:plain 

そもそも行き先の「シャーロット」って一体どこだよ!って思いますよね?

私も今まで聞いたことない街でした。

 

シカゴから東にだいたい1000kmぐらいなのですが、この2都市間で時差が1時間生じています。

 

日本に当てはめると長崎ー東京を移動したら時差が1時間生じるのと同じなので、なんか変な感じです。

 

 

そんなシャーロット、アメリカン航空の乗り継ぎパターンではよく使われる空港らしく、シカゴ〜シャーロット間で1日9往復も運行しています。

 

形式上、シカゴではトランジット扱いのため、到着してから24時間以内(15:15より前)ならどの便に乗っても問題ないので、1899便の1本後にあたる13:45発のアメリカン航空1750便でもよかったのですが、シャーロットでの乗り継ぎパターンにうまくはまらず、このアメリカン航空1899便を選択した次第。

 f:id:travelpudding:20170302071936j:plain

この便、A321を使っている事から、そんなに搭乗率が低くなくそこそこの利用客が見込めるようで、現に多くの人がボーディング待ちをしておりました。

f:id:travelpudding:20170302072010j:plain 

私は事前に前方席を確保しており、なおかつ搭乗のタイミングも好きに選べるので、ギリギリまで空港Wi-Fiを繋いで待機。

 

そして乗客がまばらになったころに私もボーディングしました。

案の定、かなり乗客がいました。

 

今回指定したのは、エコノミー(メインキャビン)の7Fです。あたりを見渡すと、どこも真ん中の席が空いていたので、どうやら隣席ブロックがなされていた模様。

 

座席はそこまで広くなかったので、これはありがたかったですね。

f:id:travelpudding:20170302072106j:plain 

ほどなく全員着席し、ドアクローズド。定刻より数分早くプッシュバック。

もっと時間がかかると思っただけにこれは意外でした。

 

機内には、コンセント電源はおろかテレビもないので、セーフティーデモは実演タイプ。

 

滑走路へ向かう時、離陸待ちの飛行機を見ましたが、相当な数の飛行機が待機していました。狭い日本ではまず見られない光景で、アメリカの広大さを実感しました。

 f:id:travelpudding:20170302072202j:plain

f:id:travelpudding:20170302072239j:plain

飛行機の数が多かったので、もう少し待たされるかと思ったのですが、プッシュバックからトータル15分ぐらいで離陸。

 

離陸してすぐに、こんな広大な景色が広がります。

f:id:travelpudding:20170302072325j:plain

昨日は曇りがちだったのであまり確認できませんでしたが、今日ははっきりと見えました。

 

 

ちなみにこの便では、テレビがない代わりに機内Wi-Fiが存在します。

その画面がこちら。

 f:id:travelpudding:20170302072359p:plain

JALユーザーなら見覚えがあるのではないのでしょうか。

JALもアメリカン航空も、同じアメリカの「gogo社」が提携しています。

ドラマや映画も無料で視聴可能なのはJALと変わりませんでしたが、インターネット接続は有料でした。今回はパス。

 

一応軽食とドリンクサービスも行われました。どちらも無料。

ラウンジで食事を取ったので、そこまで必要だとは感じませんでしたが、中身がプレッツェルだったのでいただくことに。

f:id:travelpudding:20170302072438j:plain

これおいしいのですが、ぱっさぱさだったので口の中の水分が持っていかれます。

コーラで流し込み完食。

 

時差は1時間あるとはいえ、距離としてはそんなに遠くなく、通常でも2時間で着いてしまうので、予定時間よりもずっと早く運航していたみたいです。ゆえに離陸から1時間ちょっとでベルト着用サインが点灯。

 

そしてあっさり着陸。現地時間で14:45ごろだったので、定刻よりも約30分早かったです。

 f:id:travelpudding:20170302072539j:plain

この空港に大型機は着陸しないようで、A320クラスの飛行機ですら「大きい」と感じるほどです。

 

10分ほどでスポットへ到着し、降機します。

 

間髪入れずに次はワシントンD.Cへと向かいます。

 

 

www.travelpudding.com

 

アメリカの保安検査はとにかくめんどくさい

travelpudding.hatenadiary.jp

この記事の続きです。

 

シカゴでのトランジットを終え、チケットも確保し保安検査へ。

 

この保安検査がかなり厄介でした。

 

アメリカの保安検査が厳しいのはご存知の通りだと思います。

私は、あれが厳しいのは出国の時だけだと思っていたんです。言うなれば、日本の国内線に乗るのと同じような感覚。

 

「まあアメリカ国内線だし保安検査も大丈夫でしょー」

 

そう思っていましたよ。

 

人々が靴を脱いで保安検査へ向かう光景を見るまでは………

 

「靴脱ぐの!?」という驚きを隠せないまま、保安検査のレーンへ

初めて見る機械の中へ入ります。

f:id:travelpudding:20170223095612j:plain

この時それっぽくポーズしてればいいかと思いきや、足の置く位置や両手を挙げる時の角度など、かなりうるさく言われます。

 

そしてなぜか黄色い反応がでました。

検査員によるタッチでの確認を終え、バッグを引き取ろうとすると、なぜかバッグが来ません。

 

どうやら引っかかったみたいです。

 

「特に引っかかるようなものは入れてないしなあ」と思ったら、原因はこいつだったんです。

f:id:travelpudding:20170930152921j:plain

まさかボディシートが引っかかるとは思いませんでしたよ。ほんと。

 

係員が一生懸命に物質?を調べてるんですが、釈明とした答えは出なかったのでしょうか。すぐにバッグを返してくれました。

 

それはですね、汗を拭くためのシートなんですよ係員さん…

アメリカン航空154便 成田ーシカゴ

今回は、約2週間前に書いた「ワンワールドサファイアの威力を思い知る」の続きというか、補足というか、そんな感じです。

www.travelpudding.com

 

 

私が、そもそもアメリカに行こうとしたのは

「ビジネスやファーストクラスで世界一周する人間はたくさんいても、エコノミークラスでやるやつはいないだろう」

「ヨーロッパへ行く用事はあるんだし、ついでにアメリカ行けばいいじゃないか」

という、なんともまあよくわからない理由によるものでした。

 



実際は、世界一周といっても北半球を出ていないですし、北半球を出ないにしても、より距離を稼げる「中東」や「東南アジア」にも行っていません。


今回は修行を兼ねていましたし、仕方ないんですけどね。

 

f:id:travelpudding:20170217235444j:plain

今回使用したチケットは「アメリカン航空ワシントンD.C行き諸税込み3万円」というチケットです。「Google Flight」で発見しました。



時同じくして「デルタ航空」でも同じような値段で売られていました。


こちらは、行き先にニューヨークが含まれていたのは有名な話でしょうか。

 


デルタ航空との違いとして、格安になる対象の行き先が異なるのもありますが、アメリカン航空のチケットは基本12か月有効、というのが大きなメリットではないかと。



今回発券したチケットも、期間を約10か月開けています。

 

 

さて、今回アメリカン航空を利用するにあたって、心配なことがありました。

それは「アメリカン航空のサービスがひどい」という噂です。




正直それらの具体例を見る限り、「ほんとかよ?」と思わせるようなものばかりだったんですが、火のないところに煙は立たないともいうし……

 


そんな不安を抱えつつ、成田空港へ。

アメリカン航空の指定ラウンジに訪れたり、なんやかんやしていざ搭乗。

f:id:travelpudding:20170217235711j:plain

北半球1周旅行の記念すべき第1便は、アメリカン航空154便シカゴ行き。

f:id:travelpudding:20170217235623j:plain

 

機材はB788、所要時間は12時間です。距離にして10000km超えのフライト。長い戦いになりそうです。



 

今回予約したシートは、「メインキャビン・エクストラ」にあたる11Lです。

カバンを足元に詰めてもかなり余裕の広さ。

 



※アメリカン航空の場合、「メインキャビン」はいわゆるエコノミークラスを指し、「メインキャビン・エクストラ」は一応プレミアムエコノミーにあたる座席です。ただし、国際的なプレミアムエコノミーよりもシートピッチは狭めです。


「メインキャビン・エクストラ」の詳細はこちら

https://www.americanairlines.jp/i18n/travel-info/experience/seats/basic-economy.jsp

 



そんな「メインキャビン・エクストラ」。ワンワールド・サファイア以上のステータス保持者は、なんと無料でアップグレードできます。



事前に予約した段階では空席だらけでしたが、実際搭乗してみるとほぼ満席。


追加料金が20ドルとお安いのも一因かと。

隣は日本人女性×2名でした。

 

出発時刻が18:20から18:10と10分早まったため、すんなりプッシュバック…といくかと思いきや、「順番待ち」によって約40分ほど1mmも動かないまま時が流れます。


いつも通り、といった感じなんでしょうかね。



ようやくプッシュバックし始めたのは19:00前だったでしょうか。かなり待たされた感じがあり、幸先から不安になります。

 


セーフティデモが流れ、ようやく離陸。

飛行機はひたすら太平洋を目指し、進路を東へ。


ドリンクサービスが始まったのは離陸から30分ほど。思ってたより早いです。

f:id:travelpudding:20170218002229j:plain

CAのおばちゃんも愛想よく振舞っていました。

 

そしてお待ちかね?の機内食。

味は予想に反して全然普通。野菜はなぜか怖かったので残しましたが。

f:id:travelpudding:20170218002301j:plain

ご飯を食べたらあとは寝るだけ。



時差ぼけ回避のために映画も見ませんでしたが、ラインナップだけはちらっと見ました。「君の名は。」があったのは印象的でしたね。日本線だからでしょうか。

 


5時間ほど寝たでしょうか。気づいたらもうこんなところ。北米大陸も近いです。

f:id:travelpudding:20170218002445j:plain

が、さすがというかなんというか。


この位置からシカゴまで、まだ3時間以上残っているんです。

北米大陸の大きさ…恐ろしいです。

 


ここで起き続ける意味もないので、2度寝。

するともうこんな所へ。

f:id:travelpudding:20170218002519j:plain

そして朝食が配られます。

朝食の写真は失念しましたが、まずくなかったですよ。

 

到着40分ほど前に配られたアメリカの入国カード。これが日本語ver.だったので、間違えて日本語で書くミスをしました。恥ずかしい。

f:id:travelpudding:20170218003142j:plain

ミシガン湖が見えてくると左に旋回して、シカゴ・オヘア空港に定刻よりやや早めの現地時間15:10ごろに着陸。

フライト自体は11時間ちょっとでしたので、遅れた分はしっかり取り戻しています。



KLMとエアリンガスの飛行機達が見られました。

 

f:id:travelpudding:20170218003259j:plain

 

今回、かなり不安に思いながら乗り込んだアメリカン航空。



ほとんど寝てばかりでしたが、「思ったより悪くなかったし、特に文句をつける所がない」と思いましたね。

 

ただ、出発時間を10分早めて、結果50分遅れるのはいかがかと。

 

以下に続きます。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

travelpudding.hatenadiary.jp