修行僧ぷってんの雑記

移動メインのトラベラー

よくわからないアメリカン航空のセール

いつものようにflyteamを見ていたら、「アメリカン航空が直前セールを実施している」という記事が目に入りました。

 

ほう… f:id:travelpudding:20170409074505j:plain

セール対象の行き先にカンクンなどがあるため、珍しいなあと思いつつ眺めていました。

 

※トロントはセール対象の行き先ではないのに、6万4000円で出てくるんです。

この時点でもう全く何が何だかわからないんですが…

 

出発期限が4月28日までとあるじゃないですか。

 

ん?

いったいどの客層をターゲットにしているんだろうか?

 

4月28日といえば、日本ではゴールデンウィークを目前に控えた金曜日です。

そんなタイミングでアメリカへ出発するとなると、バカ高い運賃を払うハメになります。

 

そうでなくても、あまりにも急すぎます。購入期限も4月10日までですし。

 

スカイスキャナーでざっくり調べたところ、やはりゴールデンウィークまっただなかに帰国するとなると、アメリカン航空はロサンゼルスで往復16万かかりますね(成田発着だともう少し安いです)

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「あの」中国国際航空は、普段ロサンゼルス行きを往復5万円台で出していますが、この時期は10万円かかります。ゴールデンウィークというのは恐ろしいもんです。

 

ちなみに今回のセールの最低滞在日数は2日なので、条件は特段厳しいものではありません。

これを最大限利用するとなれば、金曜出発月曜帰国(現地を日曜日に出国)のパターンですが、こんな日程でもロサンゼルス5万円で出てきます。私はスルー案件だと思いますけどね。

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というわけで、全くよくわからないセールを打ち出してきたアメリカン航空。

バイトのシフトじゃあるまいし、そんなに急にアメリカに行くことも出来ないなあ、という事がよーくわかりました。「そうだ アメリカ、行こう」は無理があります。

 

もしこのセールを利用する予定があるなら、「スカイスキャナー」か「アメリカン航空のオフィシャルサイト」をご利用下さい。「Google flight」ではなぜかこのセール運賃は出てきません。

 

※ちなみに、アメリカン航空やデルタ航空は、不定期に「通告されていないセール」を行います。

いわゆるエラー運賃ってやつですね。

日本発券にも関わらず、びっくりするような条件や値段で売り出されることがあるので、こまめにチェックしておくべきだと思います。

 

※また、航空運賃は日々変動します。この記事に掲載してある運賃は、全て4月9日時点でのものとなっております。必ずご確認をお願いします。

 

 

関東でも「御座候」が食べれられる話


私は、生まれが関西で育ちが関東なのですが、時々猛烈に関西の食べ物が欲しくなるんです。

この気持ちわかりませんか?わからないならぜひわかって欲しいです。


関東で食べる関西の食べ物って、「なんかちょっと違う…」という感想を抱くものが多いのも困りもの。あと値段が調子乗ってるのも…


また、プロ旅行者の人達は「(関東に)関西グルメがないなら飛行機で食べに行けばいいじゃない」と、まるでマリーアントワネットのような事を言いますが、一般人にはさすがにキツい。


そんな一般人に朗報(?)です。


なんとあの「御座候」が東京でも食べられるんです。

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知らない人からすれば、「なんだそれ?」って思うかもしれません。

そもそも「御座候」とは、兵庫県姫路市に本社を置く、回転焼を売り出しているお店です。

この回転焼そのものを「御座候」と呼ぶ地域もあります(私もそうです)。


「別に回転焼なんて全国どこでも食べられるじゃねえか」と思うかもしれません。


それでも御座候をプッシュするのは、なんと言っても「調理工程が目の前で見れて、出来たてを食べられること」だと思うんです。

この調理工程は、いつ見ても手際が鮮やかですごいなあって思いますね。

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では、肝心のお店はどこにあるのか?

色々候補はありますが、私は池袋の「御座候」へ行きました。


他にもいくつか店舗はあります。詳細はこちらから。

http://www.gozasoro.co.jp/shops/index.html


JR池袋駅の南口から行くのが1番ベストです。


まずは南口の改札を背にして右へ。「メトロポリタン方面」の看板に従います。

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ここから斜め左に向かって通路を突っ切ると、こんな景色が見えるので、写真の赤矢印の方向へ。

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すると東武百貨店の入り口が見えるので中へ入り、エスカレーターで地下2階へ。

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エスカレーターを降りると、お店はすぐに見えてきます。

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中身は赤あんと白あんの2種類が選べます。価格はどちらも1個85円。

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私は赤あん2つを購入しました。


食べてみた感想は…やはり美味しい!

関東と関西で味が違うかな?と思いましたが、そんなことはありませんでしたね。よかったよかった。


ちなみに池袋の東武百貨店は、関西人が食べ終わった後の容器まで再活用することで有名な「モロゾフ」のプリンもありますよ。そちらもぜひ!

メガバスでワシントンからニューヨークへ

 

前回の記事では、ワシントンからニューヨークへの移動手段を「メガバス」に決めたところまで話しました。

 

今回はその続きです。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

参考までに、メガバスの予約はこちらから行えます。

1番上をクリックし、あとは出発地と目的地、日付を入れれば候補が出てきます。

http://mobile.usablenet.com/mt/www.megabus.com/MainLanding.aspx

 

メガバスのワシントン側のターミナルは、「ワシントン・ユニオン駅」です。要は中央駅ですね。

 

ユニオン駅は鉄道の駅ですが、バスターミナルでもあるのです。新宿駅と似ていますね。(東京の「中央駅」といえば、間違いなく東京駅でしょうがあえてスルーしていただく方向で。)

 

ユニオン駅へのアクセスはとても簡単です。

ワシントンメトロを使うなら「レッドライン」のユニオン駅で下車すればOK。

 

さてユニオン駅に1時間前に到着し、バスターミナルを探します。

というか、ユニオン駅…建物がかっこよすぎます。

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バスターミナルは鉄道が発着するフロアの上にあります。かなりわかりづらいですが、頭上の案内表示に「bus」と書いてあるので、それに従えば大丈夫です。

 

10分ほどでバスターミナルに到着。

しかし、バスの行き先を示す電光掲示板のようなものは存在しないので、こればっかりは係員に聞くしかないです。

 

「メガバスのニューヨーク行きはどこですか?」と係員に尋ねたら「あれだよ」と答えてくれました。

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メガバスは、遠目で見ても「絶対このバスだな」という風貌はしているのですが、行き先が違ったら笑えませんしね。聞いておくのが正解です。

 

バスは基本自由席なので、好きな座席に座るには30分ぐらい前から並ぶ必要があります。

座席指定も出来ますが、指定料金がかかりますし(そこまで高くないが)、このぐらいのから並んでおけば座席指定の必要はありません。

 

列に並んでる間に、前の中国人に

「このバスはニューヨーク行きですよね?」

と尋ねられました。

 

「いやいや、そこ確認してから並ぼうよ…」

と思いましたが、ツッコむのも野暮なので「そうですよ〜」とだけ返しておきました。

 

それから雑談に花が咲き、どうやら彼はこれからニューアーク空港に行き、飛行機でシアトルの親戚の家に行く予定だったようで。

 

私の拙い英語でもしっかり意図を理解してくれる優しい方でした。

 

そうこうしているうちに、バスの出発準備が完了。運転手がチケットを確認します。

 

この時予約確認書をちゃんと「印刷して」持っておいた方がいいです。

この紙を忘れて、バスに乗れないトラブルが発生することもあるらしいので……

 

メガバスはダブルデッカーなので、当然2階へ。

いざ座ってみると意外と快適です。

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元々アメリカ人向けのバスですし、ちっさい日本人だと、かなりゆとりのある設計に思えてきます。

車内にはトイレがあって、しかもコンセント電源もあって(コンセントタイプは日本と同じAタイプ)、なんとWi-Fiまで使えます。なにこれ快適すぎる。

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※Wi-Fiは時々使えない事があるみたいですが、今回は全行程で特に問題なく利用出来ました。

 

多少遅れるかなと思いきや、定時で出発。

ワシントン市街は信号が多く、だらだら走りますが、高速道路に入るといたって快適。

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バスは、1時間半ほど走ったあとボルティモア郊外のバス停に止まり、ここで最後の客扱いを終えます。

ここで車内は満席に。それでもゆとりある座席のおかげで、特に不快ではありませんでした。

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さらに2時間ほど走ると、ニューヨークの街並みが見えてきます。

 

バスは「28th street駅」のあたりで停車します。「ペンシルバニア駅」の近くなので、かなり便利な位置に止まってくれますね。

 

いよいよニューヨーク観光をします!

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ワシントンからニューヨークへはバス利用が最強?

 
ワシントンでの観光を無事に終えたので、翌日はニューヨークへバスで移動することにしました。

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ニューヨークへの移動手段としては色々候補があり、「飛行機、アムトラック(高速鉄道)、バス」が挙げられます。
 


話は逸れますが、アメリカ国内(の主要都市間)を移動するとなると、1000キロの移動もザラです。
※前日移動したシカゴとワシントンD.Cの間も、直線で約1000km離れています。
 

そんな国なので、移動手段の候補として飛行機がまず第一に上がってきます。

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※アメリカ在住者は当然車が最優先でしょうが、ここでは観光客向けの話をしています。
 


ならば、アメリカ国内移動において、飛行機以外の乗り物は全く使えないのか?
 

そうでもないんです。

 
その典型的な例が、先述したワシントンからニューヨークの間です。
 

この2都市は350kmほどしか離れていません。日本で言うなら、ほぼ東京ー名古屋間に相当します。


こんな距離なので、飛行機の「遠距離まで速く到達出来る強み」があまり発揮されません。
 
保安検査もめんどくさいですしね。

 

飛行機の所要時間は約1時間と短いですが、お値段は高めです。
 

早朝深夜だと安い便もありますが、時間のいい便だと、ゆうに1万円を越えてしまいます。

 
また、空港が市内から遠いので、そのアクセスにも時間がかかってしまいます。
 
 
では鉄道移動(アムトラック)はどうでしょうか?参考までに、飛行機と同じ日の運賃を見てみました。
 

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少し遅いregionalの最安で49ドル、最速のアセラエクスプレスは、最安運賃が165ドルもします。


regionalはワシントンーニューヨーク間を約3時間30分〜3時間50分、アセラエクスプレスは約2時間50分で結びます。
 
※どれだけ予約時期が早くても、この値段を下回ることはありません。
 
 
それではバスはどうでしょうか?

 
メガバス以外にもバス会社はいくつかあります。私は「メガバス」という会社を選択しました。理由は、ワシントン10:00発という、ちょうどいい時間の便がメガバスで運行されていたため。
 

費用はなんと24.75ドル(手数料込み)。
利用4日前に予約してこのお値段ですから、破格と言わざるを得ません。

 
もっと早めに予約すると、なんと5ドル(別途手数料が必要)でも取ることが出来ます。

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問題の所要時間は、4時間40分と3つの選択肢の中では1番長いですが、ニューヨークの中心地へと連れて行ってくれるのは便利ですね。


※他のバス会社も所要時間はほぼ同じですが、最安値はメガバスで間違いないでしょう。
 
 ニューヨークとワシントンの2都市間では、バス利用は十分ありどころか、最初に上がってくる選択肢になりうるのではないでしょうか。

 
次回は、実際に乗車してみた感想を記事にしたいと思います。

JAL 当日アップグレードの価格調整へ


すでにご存知かもしれませんが、JALは国際線をエコノミークラスで予約していても、当日チェックインの時に追加料金を払えば、「プレミアムエコノミークラス」を利用することが出来ます。

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※当日アップグレードはJALだけのシステムではありません。


この時に優遇されるのは「座席」のみで、「ラウンジ」や「優先搭乗」などは利用できません。最初からプレミアムエコノミークラスを予約していた人とは、細かいところで区分される仕組みになっています。


そのアップグレードの料金が4/1から変更されるようで。

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基本的には値上げですが、価格据え置きの目的地も存在します。


それぞれ見てみると…

1万円up→モスクワ以外の欧米とハノイバンコクシンガポール、デリー


5000円up→モスクワ、香港


価格据え置き→シドニージャカルタ、クアラルンプール


このようになりました。



エリアで見るともう少しわかりやすいかもしれません。


15000円→近距離(香港)


20000円→中距離(ハノイジャカルタ、クアラルンプール、シンガポールバンコク)


30000円→中〜長距離(デリー、シドニー)


35000円→長距離(モスクワ)


40000円→長距離(欧米)


このようになりました。

基本的に適正価格になったと思いますが、デリーが30000円になったのはどうなのかなあと思いますね。距離にしてはちょっと高い気も。


シンガポールとクアラルンプールに至っては、ほとんど距離の差がないのに方や1万円、方や2万円でしたからね。

このあたりの是正は妥当でしょう。


にしても、シドニーの3万円据え置きは意外でした。距離にすればヘルシンキとほぼ変わりませんし。


ANAシドニー便を羽田に就航しているからその対抗としてなのか…と勘ぐってしまいますね。

それか、3万円じゃないと売れないとか。

 

話が逸れました。


いずれにせよ、4/1の「搭乗」から適用となります。燃油サーチャージと違い、この価格調整に対して、「事前にチケットを準備して調整前の値段で搭乗する」なんて事は出来ません。ご注意下さい。


また羽田0:05発のJL33便バンコク行きや、同じく羽田0:05発のJL35便シンガポール行きなど、「日付的には4月1日に搭乗する」場合も、価格調整後の値段が適用されますので、こちらも合わせてご注意下さい。

夜のワシントンD.Cで観光 その2

 

無事にホワイトハウスを見れた所から続きます。

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ワシントンD.Cの観光施設?というか見どころ?はある程度固まっていて、「ナショナルモール」という国立公園の周辺に多く存在します.

 

その辺りに点在する建造物も見てみたかったので、ナショナルモールの東端まで歩いていこうと考え、まずはその西端に位置する「ワシントン記念塔」へと向かうことにしました。

 

※約1時間後、この思いつきに対して思いっきり後悔します。

 

写真はありませんが、ワシントン記念塔はホワイトハウスからも見えるほど大きいです(この辺り一帯は全て公園なので、遮る建物が何もないのもありますが)。 

高さは169mだそうで。

 

ホワイトハウスから10分弱で「constitute通り」という、かなり大きなストリートを渡ると、ワシントン記念塔もこのぐらいのサイズになります。

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東京タワーの約半分ぐらいとはいえ、かなり大きいですね。

ワシントン記念塔が完成したのが、今から約130年前というのにも驚きです。

 

ここからナショナルモールの東端に向けて、進路を南から東に変えます。

 

早速「アメリカ歴史博物館」が見えてきました。日本にもこんな感じの駅舎がありそうな気がしてこないでもない…?

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ワシントン記念塔から10分ほど歩けば「国立自然博物館」が見えてきます。ほどよいライトアップで建物を照らしていますね。

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さらに10分歩けば、今度は「ナショナルギャラリー」が見えてきます。先ほどの「国立自然博物館」より、ライトアップはさらに控えめ。もはや暗いですね。

 

そして、その先には「国会議事堂」が見えるのですが…どうもこの先へは行けそうにありません。

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ナショナルモールの東端より若干手前ですが、仕方ありませんね。

ワシントン記念塔からその位置まで、だいたい40分前後かかったことになります。

 

ホワイトハウスから含めれば、1時間弱歩いてる計算になります。かなりしんどい。

 

それもそのはず、ワシントン記念塔から約3km、ホワイトハウスからだと4kmも歩いているのです。

 

この日はスーパーボウルの試合をしているので、みんなテレビに夢中。

すれ違う人がほとんどいなかったので、逆に怖かったのも、疲れを増幅させました。

 

国会議事堂に着いた時点で21時過ぎだったので、さっさと「Metro Center」のバス停に帰ります。

 

当然歩きです。

 

帰りは、行きと違い「pennsylvania通り」を使いました。

 

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約30分かかってようやく「Metro Center」駅(のシャトルバス停留所)に到着。これにてワシントンD.Cの観光は終了です。

 

 こちらに続きます。

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