飛行機好き必見!フランクフルト空港の見学ツアー!
フランクフルトに来た理由、それは「フランクフルト空港の飛行機見学ツアーを見るため」です。
このツアーは、通常立ち入りが出来ない場所をバスで巡るという、飛行機好きなら外せない内容となっています。
予約が必要なツアーも存在しますが、1番手軽な45分間のツアーであれば、事前予約も必要なく、当日受付も可能となっています。
料金は8ユーロです。
受付場所は1番下のフロアにあります。
私は14:00からのツアーを予約しました。
受付のおばちゃんに「15分前には受付に集合して」と言われましたが、することもないので、空港Wi-Fiをつないで待機。JFKのように時間制限もないので便利です。
宣言通り、13:45ごろにおばちゃんに声をかけられます。
「時間になったわ。これから奥のセキュリティーチェックを受けてね」
「あと、参加者はあなた1人よ」
嘘でしょ?と思ったので、あたりを見回しましたが、やっぱり参加者はいませんでした。
なんという幸運。
そしてセキュリティーチェックに1人で向かいます。
このチェックは、これから空港の保安検査内区域に立ち入ることになるので、絶対に避けられません。
ただ、普段飛行機に乗る保安検査と変わらないので、特に心配しなくても大丈夫です。
検査官4人に対して、利用客が1人。まるで上級会員専用の保安検査を受けているような感覚です。
検査官に導かれるがままに中の通路を進みます。
この通路も人がいないので、秘密の抜け道を通っているみたいで楽しいですよ。
そしてバスの運転手さんと合流。かなり気さくな人でした。
バスの中はこんな感じ。沖止めに使われるそれと変わりません。
いよいよツアーの始まりです!
※バス内からの撮影のため、窓ガラスに映り込む写真が多めとなっています。あらかじめご了承ください。
早速見えてきたのはカタール航空のA350です!
エミレーツのA380ですね。飛行機をこんな間近で後ろから見れるのは、なかなか貴重だと思います。
離陸中の飛行機を下から見たり、
こんな感じでタキシング中の飛行機を見ることも出来ます。
また、普段なら立ち入れない倉庫区域にも近づけるんです。
45分間のツアーは、とても楽しくて本当にあっという間でした。
8ユーロ払う価値は大いにあると思いますよ。
もしゆとりがあるなら、狙いの機材が運行されている時間のツアーを申し込んで見学するのもありだと思います。
フランクフルト空港を利用する際はぜひどうぞ!
こちらに続きます。
ルフトハンザ989便 アムステルダム〜フランクフルト
ルフトハンザドイツ航空といえば、スターアライアンス創設期から所属している航空会社です。
私はJALのサファイア会員(=ワンワールド上級会員)なので、普段スターアライアンスには乗りません。
が、どうしてもルフトハンザに乗らないと旅程がスムーズにいかなかったため、ここから4便連続でスターアライアンス(というかルフトハンザグループ)に搭乗しています。
旅程としてはこちらの続きになります。
まずはアムステルダムからフランクフルトへ向かうことにしました。
まずはチェックイン。
ボーディングパスは、カウンターでは「一切」発行してくれず、 必ずチェックイン機で発行する必要があります。それ以外はほかの航空会社の手順と大して変わりません。
ここでチケットを2枚出してもらいます。
このアムステルダム・スキポール空港は建物が1つしかなく乗り換えに便利で、また娯楽施設も多いという理由で、結構評価をされています。
確かにわかりやすいっちゃわかりやすいですが、遠くの搭乗口に行くとなると、建物が1つしかない分、どうしても移動に時間がかかるのがネック。
また、施設が豊富とは言いますが、保安検査を通過してしまえばほかの空港とあまり大差がないのではないのかと感じてしまいました。
保安検査に結構時間を取られるのもマイナスポイント。
通過に20分前後かかりました。
その原因は、アメリカではおなじみの「あの機械」が採用されているからです。
ただ、靴は脱がなくてもセーフでした。
いくら偉い人が「便利」と言ったところで、真の意味で「便利」な空港というのは存在しないなという感想を抱きました。
※その最たる例がシンガポール・チャンギ空港です。理由は行けばわかります。
私は「あの空港の雰囲気」以外嫌いです。
話を戻します。
今回搭乗するのは、アムステルダム11:05発、ルフトハンザ989便です。
機材は安心安全のA320-200。
さっそく乗り込みます。
通路が1本しかないナローボディ機は、どうしても搭乗に時間がかかってしまいがちで、この便も御多分に漏れず時間がかかります。
かなり時間がかかったので、乗客は多めかと思いきや、案外そんなことはありませんでした。だいたい7割程度。足元も思いの外広いです。
隣は空席だったので、今回はラッキーなことにビジネスクラス誕生です。
※ヨーロッパ域内の「ビジネスクラス」というのは、座席はエコノミーと変わりませんが、真ん中の席を「絶対に空席」としてゆとりを持たせることで、エコノミーとの差をつけています。
つまり、エコノミーで予約して隣がたまたま空席の場合、座席だけはビジネスクラスに乗っているのと変わらないという事です。
全員が搭乗し、セーフティーデモが終わっても、飛行機は動き出しません。
もはや慣れましたけどね。
窓の外では、翼についた氷?雪?を取り除く作業がなされていました。
20分経ってようやくプッシュバック。
だらだらとタキシングして、15分ほど経ったころ、滑走路がクロスする交点の手前で、飛行機は突如停止。
なにかと思えば、目の前をユナイテッド航空シカゴ行きの便が離陸していったのです!
あんな間近で離陸するところを見たことがなかったので、とても興奮しました。
あれは本当に迫力がすごかったです!
そして次にスカンジナビア航空の飛行機がやってきましたが、今度はそちらを差し置いてこちらが離陸。
ルフトハンザ航空989便はもともとフライト時間が短く、定刻でも1時間程度で到着します。アムステルダムーフランクフルトは、羽田ー伊丹より距離的に近いんです。
CAさんも大急ぎでサービスを開始しました。
離陸してから約15分で機内食サービスとドリンクサービスがまとめてやってきました。
これは相当早い部類に属すると思います。
サンドイッチもコーヒーも、普通においしかったです。
そろそろ降下かなというころ、ドイツの街並みが見えてきます。
基本天気が悪いヨーロッパで、ここまで街が見えるのは珍しい方だと思います。
最終的に、15分遅れでフランクフルト空港に着陸しました。
フライト時間が短いと、遅れを取り戻すのはやはり難しいですね。アムステルダムでの遅れをそのまま引きずった形になります。
フランクフルトに来たのは、ダブリン行きの便に乗り継ぐためですが、目的はそれだけではありません。
ではなぜフランクフルトに来たのか?
それはまた次回の話に。
jetloversでフライト記録を残してみた
イベリアエクスプレス3724便 マドリード〜アムステルダム
イベリア航空6252便で無事にマドリード空港に到着した所からの続きです。
まるでスタンプラリーでもやってるのかと思ってしまうほどのガバガバな入国審査を終えて、スペインに入国します。
そのままマドリード市街に出て観光しようかと思いましたが、調べたところ、どうもスリが多いらしく今回はパス。
保安検査前のターミナルのお店が特に魅力的でもないので、スペインを20分で出国します。
上級会員が使えるFirst trackがあったのはかなりありがたかったです。
※成田や羽田にもある、上級会員のみが使える保安検査のレーンのことです。
とはいえ、スペインも次の目的地もシェンゲン圏なので、出国審査もなく、スペインを出国したという実感が全く湧きません。
することがないので仕方なくマドリード空港で時間をつぶします。
時間が近づいてきたので、搭乗口へと向かいます。
今回搭乗するのは、マドリード15:55発「イベリアエクスプレス3724便」アムステルダム行きです。
機材はA320。
ヨーロッパの航空会社は、どちらかといえばボーイングよりエアバスが多く、ショートフライトであればほとんどの便がエアバスです(例外も当然存在しますが)
その中でも、いわゆる「A320ファミリー」は、フライト距離がそんなに長くないヨーロッにおいてとても重宝されています。
日本のLCCでもA320が採用されているところが多く、またスターフライヤーやANAでも採用されており、その活動範囲の広さは日本人もよく知るところです。
座席配置は3-3です。搭乗率は9割越えでした。
こんな中途半端な時間でもほぼ満席になるのかと驚きました。
みなさん機内持ち込み可能な大きさのスーツケースを持ち込んでいました。
レガシーキャリアとはいえ、預入手荷物にも料金がかかってくるキャリアも存在するヨーロッパ域内線では、この方法はもはや常識ですね。
今回の座席も通路側でした。
A320のようなナローボディ機では、窓側よりも通路側のほうがありがたく感じます。
そして意外と足元が広い。
通路側なので、特に迷惑をかけることなく着席。
隣は感じのよさそうな黒人女性でした。
そして私と隣の黒人女性がすでに着席した後に、窓側を予約していた男性が現れました。
当然2人ともスタンドアップ…
するかと思いきや、隣の女性は、靴のまま私の座席に足を置き(なおかつしっかり靴の裏を座席に置いて)、通路のスペースを開けたんです。
男性を通した後、女性は定位置に戻り、足で踏んだ箇所を手ではらってくれました。
とはいえ、さすがになんとも言えない気分になりました。
気にしたら負けですかね。
これだけ人数が多いと、定刻通りに出発出来るわけもなく、じりじりと遅延していきます。
それでも10分ぐらいでプッシュバック。
これぐらいなら許容範囲です。
そしてあっさりと離陸。
アムステルダムまでは2時間の行程。スペインとオランダって意外と遠いんですね。直線距離でもだいたい1500kmぐらいあるみたいです。
離陸して10分ほどで、時差ぼけのせいで深い眠りに落ちてしまいました……
考えてもみれば、ニューヨークとマドリードの時差は6時間もあり、さらにここまでの4日間で、飛行機4本とバス1本乗り継いでマドリードまで来ているんです。
すでに移動距離は11000マイル、17000km以上移動している計算になります。
疲労がたまって当然ですね。
と、長々と言い訳をしましたが、要はドリンクサービスも受けずにアムステルダムまで爆睡した、という事です……
すっかり眠りから覚めた17:45ごろ、ベルト着用サインが点灯します。
天気が悪くかなり揺れましたが、なんとかアムステルダム・スキポール空港に着陸。
かなりの早着です。
駐機場の手前に到着し、そろそろ飛行機を降りる準備でもしようかと思っていましたが、なかなかベルト着用サインが消えません。
そのままその場で静止してしまいました。
結局なにが起こったのかわかりませんでしたが、静止から20分ほど経って頭上のベルト着用サインが消えたので、降機の準備をしました。
特に取り留めもないフライトでした。
別の国に行ったという実感もなく、まるでバスに乗ったかのようでした。
ここで日本から直接やって来た友達と合流し、数日間一緒にヨーロッパ観光することになります!
次のフライトはこちらです。
イベリア航空6252便 ニューヨーク〜マドリード
「イベリア航空」
この航空会社は、マイルを貯める事はあっても、実際に乗ったことはない人が多いのではないのでしょうか。
イベリア航空はスペインの航空会社で、本拠地はマドリードです。
去年10月から、成田ーマドリード間で週3便の運行を開始(正確に言えば復活)したのは、記憶に新しいのではないでしょうか。
今回は、そんなイベリア航空で人生初の大西洋フライトをした話です。
ここからの続きにあたります。
JFKから利用したイベリア航空6252便は不定期便のようで、冬季ダイヤは月・木・日曜に運行されていました(JFK発基準)
シップはA330-300。時々A340-500やA340-600も投入されるみたいです。
どうせならA340に乗りたかった…
座席は通路側がアサインされていましたが、隣は誰もいませんでした。
不定期便だからでしょうか??
イベリア航空6252便は、ニューヨークを20:30に出てマドリードに翌朝9:40に到着する便なので、かなり使い勝手はいいと思いますが……
搭乗率は7割前後、いやもう少し少ないかもしれません。
座席配置は2-4-2。(写真は降機時に撮ったものです)
お客も少ないので、さっさとドアクローズしてセーフティデモ。
誰だかわかりませんが、とにかく顔が長い。
セーフティデモが流れ終わっても、なかなかプッシュバックしません。
隣にLOTポーランド航空の飛行機が並んだところで、ようやく動き始めます。時刻は20:40を過ぎていました。
21:10ごろ離陸。ニューヨークの街が眼下に広がります。
先述した通り、このイベリア6252便はニューヨークを20:30に出発し、マドリードへは9:40に到着します。
その所要時間は意外と少なく、7時間しかありません。
にも関わらず、時差は6時間もあるんです。
※東京ーシンガポールとほぼ同じ距離ですが、時差は1時間です
あんまり起き続けていると翌日に響くので、さっさと眠ることにしました。
それにしても、イベリア航空の座席は結構快適です。
隣がいないのもあって、かなり熟睡することが出来るんです。
2度目を覚ましましたが、場所がどこかさえわかりません。
フライトマップで場所を確認しようと試みましたが、「map are not available」と表示されたっきりです。(寝ぼけていたので写真がありません。申し訳ありません)
ただ間違いなく目覚めるには早いので、もう一眠り。
気づけば到着1時間半前。ユーラシア大陸が近づいています。
CAさんに飲み物をお願いしましたが、「朝食サービスが5分後から開始されるからそれまで待ってくれ」と言われたので、おとなしく待機。
待機している間に映画のラインナップをチェックしていました。
こんな区間を日本人が利用するはずもないので、日本語の映画なんてない……
と思ったら、なんと1本だけあったんです!
その1本とは?
そう。みなさん大好きな『君の名は。』です。
日本発着のアメリカン航空にあるのはまだ理解できますが、日本発着でもないイベリア航空にまで……
とりあえず見てしまいました。
飛行機で見る映画は、好きなところまでスキップ出来るのがいいですよね。
20分ほど経ったところで、朝食と飲み物がサーブされました。
この朝ごはんがまた意外とイケるんですよ。特にサンドイッチが美味しかったです。
そうこうしているうちに、すっかり陸地の上を飛んでいます。
ベルト着用サインが点灯し、着陸態勢に。
地上を撮影しようとしましたが、雲が広がっていたので断念。
この時期のヨーロッパは基本天気が悪いですし、仕方ないですね。
マドリード時間の9:30に着陸。予定より10分早く到着しました。
ターミナルが見え、もうそろそろ降機かなと思っていたら、いきなり完全停止。
なんとこの便、沖止めだったんです。
ニューヨーク〜マドリード線は、イベリア航空の中でも花形路線の部類かと思っていただけに、この仕打ち(?)には驚きました。
今回、初めてのイベリア航空と初めての大西洋フライトでした。
正直、「イベリア航空は色々適当」というイメージがあったので、そこまで期待はしていなかったんです。
しかし、座席も悪くないし機内食も普通に美味しかったし(もちろん適当な所はありますが)、予想以上に楽しめたフライトでした。
JFKから飛行機に乗るまでのできごと
前回の記事の次回予告、なんか「世界の車窓から」みたいですよね。
※パクったつもりはないです。
その予告通りJFKに行った話をします。
ニューヨーク周辺には、「リバティ空港」「ラガーディア空港」「ジョンエフケネディ空港」と3つ空港があり、この中で日本人の1番使用頻度が高いのが、「ジョンエフケネディ空港(以下JFKと省略します)」でしょう。
市内からJFKへのアクセス(あるいはその逆)は、様々なサイトで紹介されていますし、ここで長々と話すことでもないので省略します。
そして私は、どのサイトでも「最もおススメしない」と言われる、メトロを使ってJFKへ向かうことにしました。
ニューヨークメトロは均一料金制なので、わざわざ行き先の切符を買わないでいいのは楽。
10ドル払ってカードをゲット。
セントラルパークまで歩ききった後に、徒歩でタイムズスクエア方面に戻るのもかったるいので、「72thstreet」駅から地下鉄に乗り込みました。
B線とC線のどちらに乗っても変わりませんが、私はC線に乗ることにしました。
B線なら「7thAv」駅、C線なら「50thstreet」駅でE線に乗り換えることになります。
どちらの駅からにせよ、jamaica central方面の「Express」に乗ればOKです。
なお、似たような行き先に「jamaica-179st.」行きも存在します。
そちらからもJFKには行けるような案内がなされていますが、地図を見る限りどう見ても遠回りなので、「jamaica central」方面に乗った方が良さげです。
ちなみに、降りる駅は、終点「jamaica central」駅の1個手前なのでご注意を。
そこから「Airtrain」に乗るのですが…
そこには結構な数の人間がいるんです。
その人達は、(全員がそうとは限りません が)ニューヨーク市内へのチケットをねだろうとするんです。
私も1人の少年に声をかけられました。
少年「JFKに行きたいの?このチケットと君のチケット交換してくれない?」
俺「ちょっと待ってね(えっなにこわい)」
どうも「Airtrain」はメトロに乗るときに使ったカードを使うらしいので、予め10ドルチャージしていたのです(Airtrainが5ドルかかるのは覚えています)
それをよこせだと?
普通に考えて嫌ですし、なにより急いでいたので、「急いでるんだわ」と素直に少年に伝え、その場を立ち去りました。
そして「Airtrain」に乗ろうと改札へ行ったのですが…
カードを通すのがえらく難しい。
この人達にSuicaのシステムを見せたら、目ん玉飛び出すんじゃないかってぐらいやりづらい。
なんとか駅員に手伝ってもらい、改札の中へ。
一旦「Airtrain」に乗ってしまえば、もうこっちのもんです。第7ターミナルまでは遠いですが、ひたすら我慢。
ようやくターミナルに着いた時には、すでに出発2時間前を切っていました。
急いでイベリア航空のカウンターへ。
若いお兄さんにeチケット控えとパスポートを見せ、搭乗券が発行されるのを待ちます。
しかし、いつまで経っても搭乗券は出てきません。
eチケット控えとにらめっこするお兄さん。
なぜか眉間にシワがより始めました。
すると、自力での解決は無理だと諦めたのか、上司のおばさまにバトンタッチ。
内心、「いやいや、さすがに乗れるやろ…何か悪いことしたわけちゃうんやぞ…」と思いつつ、じっと待ちます。
するとおばさまが一言、
「あんたビザは?」
と言ってくるではありませんか。
「(え?ビザ?持ってるわけないじゃん…
えっ、いらないよね?いらないはず…)」
と思考を巡らせてみる。
するとおばさまが、
「あなたオランダに行ってからどうするの?」
と聞いてくるではありませんか。
ここで私はようやく、最初の質問の意味を理解します。
私はニューヨークからマドリード経由でアムステルダム入りした後、ヨーロッパ周遊してから日本に戻るつもりだったのですが…
この時のイベリア航空のチケットが「片道」だったせいで、私はおばさまに、オランダで留学するものだと勘違いされたのです。
やっと理解した私は、急いで日本へ帰る分のチケットを見せます。
無事、搭乗券は発行されました。
もうさっさと出国したかったので、今旅2度目のあの保安検査へ。相変わらず時間がかかります。
無事出国したので、ラウンジに行こうと思ったら……
こうなりました。
結局30分しか使えないWi-Fiをつなぎ、大人しく待ちました。
JFKの第7ターミナルに限ったことではないかもしれませんが、本当にやることがなかったです。
これにてアメリカとはお別れ。
マドリードへ向けて、人生で初めての大西洋フライトです。
よくわからないアメリカン航空のセール
いつものようにflyteamを見ていたら、「アメリカン航空が直前セールを実施している」という記事が目に入りました。
ほう…
セール対象の行き先にカンクンなどがあるため、珍しいなあと思いつつ眺めていました。
※トロントはセール対象の行き先ではないのに、6万4000円で出てくるんです。
この時点でもう全く何が何だかわからないんですが…
出発期限が4月28日までとあるじゃないですか。
ん?
いったいどの客層をターゲットにしているんだろうか?
4月28日といえば、日本ではゴールデンウィークを目前に控えた金曜日です。
そんなタイミングでアメリカへ出発するとなると、バカ高い運賃を払うハメになります。
そうでなくても、あまりにも急すぎます。購入期限も4月10日までですし。
スカイスキャナーでざっくり調べたところ、やはりゴールデンウィークまっただなかに帰国するとなると、アメリカン航空はロサンゼルスで往復16万かかりますね(成田発着だともう少し安いです)
「あの」中国国際航空は、普段ロサンゼルス行きを往復5万円台で出していますが、この時期は10万円かかります。ゴールデンウィークというのは恐ろしいもんです。
ちなみに今回のセールの最低滞在日数は2日なので、条件は特段厳しいものではありません。
これを最大限利用するとなれば、金曜出発月曜帰国(現地を日曜日に出国)のパターンですが、こんな日程でもロサンゼルス5万円で出てきます。私はスルー案件だと思いますけどね。
というわけで、全くよくわからないセールを打ち出してきたアメリカン航空。
バイトのシフトじゃあるまいし、そんなに急にアメリカに行くことも出来ないなあ、という事がよーくわかりました。「そうだ アメリカ、行こう」は無理があります。
もしこのセールを利用する予定があるなら、「スカイスキャナー」か「アメリカン航空のオフィシャルサイト」をご利用下さい。「Google flight」ではなぜかこのセール運賃は出てきません。
※ちなみに、アメリカン航空やデルタ航空は、不定期に「通告されていないセール」を行います。
いわゆるエラー運賃ってやつですね。
日本発券にも関わらず、びっくりするような条件や値段で売り出されることがあるので、こまめにチェックしておくべきだと思います。
※また、航空運賃は日々変動します。この記事に掲載してある運賃は、全て4月9日時点でのものとなっております。必ずご確認をお願いします。