修行僧ぷってんの雑記

移動メインのトラベラー

クアラルンプール空港 マレーシア航空リージョナルラウンジ

クアラルンプールのラウンジと言えば、サテライトターミナルにあるマレーシア航空のゴールデンラウンジが有名で、大体の人はそっちを利用します。

 

しかし、メインターミナルの方にもマレーシア航空のラウンジは存在します。

 

 

それが今回訪れた、「マレーシア航空 リージョナルラウンジ」です。

 

今回はバンコク行きに搭乗する予定なので、こちらのラウンジを利用しました。

 

※こちらのラウンジを利用したのは、2017年3月時点です。

その後リニューアルされていますので、情報は古いですがご了承ください。

 

 

メインターミナルにある2秒で終わる保安検査を通り抜けた後、エスカレーターで上のフロアに上がり、チケットを見せます。

 

いざ入室。

 

ラウンジに入ってすぐ、池が出迎えてくれます。

 f:id:travelpudding:20170709120002j:plain

開放的な窓と座席。

 f:id:travelpudding:20170709120022j:plain

窓からは飛行機もちゃんと見えます。

 f:id:travelpudding:20170709120041j:plain

少し狭く感じますが、詰め込み仕様ではないのでこれで十分です。

 f:id:travelpudding:20170709120108j:plain

キッズルームもあるのは意外でした。

 f:id:travelpudding:20170709120127j:plain

フードの数も特に申し分なし。

 f:id:travelpudding:20170709120159j:plain

f:id:travelpudding:20170709120310j:plain

今回、バンコク行きに搭乗することもあって、搭乗口により近いこちらのリージョナルラウンジを利用しましたが、必要最低限の設備はありますし、こちらのラウンジでも十分だと感じました。

 

がっつりとした食事を希望するなら、サテライトターミナルのゴールデンラウンジに行けばいい話ですし、リージョナルとサテライトとで、しっかりと棲み分けがなされているように感じます。

 

 

出発40分ほど前になったので、搭乗口に向かいました。 

 

 

www.travelpudding.com

 

バスでバターワースからクアラルンプールへ

前回、マレー国鉄の列車が満席で、バス移動を思いついた所からの続きです。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

バスターミナルは本当にすぐそばにあって、駅から見えるぐらい近いです。

f:id:travelpudding:20170708173825j:plain

チケットカウンターが集まったブースがあるので中へ。

f:id:travelpudding:20170708173806j:plain

呼び込みのおばちゃんが「KL!KL!KL!」と連呼して、お客を勧誘していました。

※KL=クアラルンプールのこと

 

一旦それを無視し、ある程度候補を見て回りました。

 

ただ、あんまり違いがわからなかったので、先ほどの呼び込みのおばちゃんからチケットを求めます。

 

クアラルンプールまでの料金は45リンギット。日本円で約1150円。

f:id:travelpudding:20170708173906j:plain

 

チケットを受け取ったのが13:30ごろ、出発時刻は14:45だったので、1時間ちょっと待ちぼうけを食らいます。

 

周辺には何もなかったので、駅前の露店でキンキンに冷えたスプライトを2リンギット(日本円で約50円)で購入し、おとなしく待機。

 

 

さて、出発時刻の14:45になってもバスは現れません。同じクアラルンプール行きのバスを待つ人達も、あからさまに焦り始めます。

 

15:15ごろになって、とあるおっちゃんが「クアラルンプール行きの客はこっちに来い!」というので、とぼとぼと歩き始めます。

f:id:travelpudding:20170708173933j:plain

本当にこのバスで合ってるのか不安でしたが、どうやら合っていたようです。

チケットを見せ、バスの中へ。

f:id:travelpudding:20170708173958j:plain

最終的には15:30ごろに出発したので、この時点で45分遅れています。前途多難ですね。

 

バターワースからクアラルンプールまでは300kmちょっと離れており、かなりの長旅になります。

 

途中の景色は基本的にジャングルなので、かなり退屈です。

f:id:travelpudding:20170708174303j:plain

2時間ほど眠ったでしょうか。ガソリン補給ついでにトイレ休憩が入ります。

 

マレーシアに1度でも訪れた事がある人なら知っているでしょうが、マレーシアのトイレってちょっと特殊なんです。

 

それは、トイレットペーパーがないこと。

 

備え付けのホースで何もかもを洗うんです。

 

宗教観の違いなのですが、私はノーサンキューなので、トイレに行くまいと決心し、昼ごはんを食べていません。

 

 

時刻はこの時すでに17時半。空腹の限界が近づいてきますが、手元のグミで空腹をごまかします。

 

20分ほどのトイレ休憩を終え、バスは再びクアラルンプールに向けて南下します。

 

だんだんと日が沈み、暗くなってきますが、相変わらず景色は退屈。途中何度か渋滞にはまり、テールランプが数珠繋ぎになります。

f:id:travelpudding:20170708174101j:plain

トイレ休憩から3時間ほど経った20:30ごろ、高速のとある料金所を通過。クアラルンプールがすぐ近くになってきたことを実感します。

f:id:travelpudding:20170708174122j:plain

結局KLセントラルに着いたのは21:00ごろでした。バターワースを出発してから、すでに5時間半が経過しています。

f:id:travelpudding:20170708174143j:plain

 

 

正直言って疲れました。

鉄道だと仮にバターワース13:30発の列車に乗れた場合、KLセントラル駅に17:35に到着します。

今回のバスはバターワース14:45発の予定が15:30発に変更され、さらに5時間半揺られて21:00に到着しています。疲れるのも当然です。

 

※鉄道だと80リンギット(日本円で2000円ちょっと)かかるのと、1日5本しかないのが難点です。

 

まあそれでも、当日中にクアラルンプールに戻ってこれたのはラッキーでした。

 

安心しきった私は、駅ナカのバーガーキングで晩ごはんを済ませ、ホテルへと向かいました。

f:id:travelpudding:20170708174210j:plain

こちらに続きます。

 

www.travelpudding.com

 

www.travelpudding.com

 

 

バターワースで予想外のトラブル

フェリーに乗って15分ほどでしょうか、ペナン島の対岸の町、バターワースに到着しました。

 f:id:travelpudding:20170707111432j:plain

ここからバターワース駅に行きます。

 

 

travelpudding.hatenadiary.jp

この続きです。

 

案内標識の「KTM」というマークに従い、改札前のカウンターへ。

 f:id:travelpudding:20170707111402j:plain

ここでチケットを求めます。

 

私「KLセントラルまで大人1枚」

駅員「今日はもう全部売り切れだよ」

 

えっ?と思って、思わずもう1度聞き直しました。

私「本当にないの?」

駅員「ないよ」

 

これは困りました。

 

実は、出発の3日前からマレー国鉄の予約サイトを見て、座席の有無を確認していたのですが、なぜかサイトからは1両分しかシートマップが確認出来ないという有様。

 

思えばこれがフラグだったのかもしれませんが、「当日駅で座席解放してくれるオペレーションなのか」と勝手に勘違いしていました。

 

来る時間が遅かったのかはわかりませんが、KLセントラル行きはもう1本あるのに、それも満席らしいです。うーむ。

 f:id:travelpudding:20170707111459j:plain

しばらく立ちつくした後、「そういえばバスという手段があったよな」と思い出し、先ほどの駅員に場所を訪ねました。

 

どうやらバスターミナルは、下の階に位置するそう。

 

少しだけ希望が見えました。

 

私は逃げるようにバターワース駅を後にし、バスターミナルへと急ぎました。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

ジョージタウンを観光してみた

この記事の続きです。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

 

翌朝。

 

ジョージタウンを観光するために、少し早めに起床し、街へと繰り出しました。

 

天気は曇りがちで、海もあまり綺麗に見えません。

f:id:travelpudding:20170706194420j:plain 

観光する分には、多少曇っていた方が私にとっては都合がいいのですが、やっぱり綺麗な海は見たかったです。

 

今回、ジョージタウンの観光地はすべて徒歩で回りました。

 

まずはセントジョージ教会へ。真っ白で綺麗な建物です。

f:id:travelpudding:20170706194457j:plain 

f:id:travelpudding:20170706194521j:plain

これは観音寺です。

 f:id:travelpudding:20170706194655j:plain

観音寺周辺は中国式の建物が立ち並びます。

 f:id:travelpudding:20170706194722j:plain

f:id:travelpudding:20170706194749j:plain

大量の鳥さんたち。

 f:id:travelpudding:20170706194809j:plain

それとのらねこ。

 f:id:travelpudding:20170706194839j:plain

これはカビタン・クリン・モスク。1801年に建てられたそう。

 f:id:travelpudding:20170706194901j:plain

とまあ、おわかりいただけると思いますが、建築物だけ見ても、この街は全く整然とされておらず、さまざまな文化が融合されて構成されています。

 f:id:travelpudding:20170706195000j:plain

最後に時計台とコーンウォリス砲台を見に行きました。

 f:id:travelpudding:20170706195045j:plain

f:id:travelpudding:20170706195114j:plain

 

f:id:travelpudding:20170706195304j:plain

だいたいの観光地は見て回ったので、クアラルンプールに帰ることにします。

クアラルンプールまでの移動手段は、主に「飛行機」「鉄道」「バス」の3つです。

 

飛行機は値段が高かったのでパス。今回は鉄道を利用することにしました。

 

しかし、ペナン島には鉄道が通っていないので、フェリーで対岸の「バターワース」という町に向かうことになります。

 

ペナン島からバターワースまでのフェリー料金はなんとタダです(その逆は有料らしいです)

 

まずはフェリーターミナルへ。

 

場所は時計台から近い方ではなく、奥のフェリーターミナルを利用することになります。

※こっちのターミナルではありません

 f:id:travelpudding:20170706195631j:plain

商店街のような店通り過ぎ、乗船口へ。

 f:id:travelpudding:20170706195450j:plain

f:id:travelpudding:20170706195721j:plain

料金は無料なので、フェリーに乗り込んだ後は、好きな席に座ってOK。

 

13:00ごろ、フェリーは動き始め、ゆっくりとジョージタウンを離れていきます。

f:id:travelpudding:20170706195750j:plain 

続きます。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

 

ローカルバスでペナン空港からジョージタウンへ

ペナン空港で無事に両替出来た所からの続きです。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

ペナン空港からジョージタウンの市街地まではかなり離れていて、バスかタクシーを使うしかありません。

 

私はバスを選択。

f:id:travelpudding:20170704213934j:plain

バスターミナルの表示がなく、一瞬戸惑いましたが、下の画像奥あたりにバスが止まっているあたりがバスターミナル(というかバス停)です。

f:id:travelpudding:20170704213429j:plain

時刻表なんてものがあるわけもなく、手を挙げてバスに止まってもらい、前から乗車することになります。

 

料金は距離によって変わります。2.7リンギットあればジョージタウンの中心地に行けます。おつりは出ませんので注意。

 

※記事公開時に「料金は均一」とうそをつきました。実際は距離によって値段が変わります。また、3.4リンギットではなく2.7リンギットです。

 

今回乗車したバスは「401E」系統と、どうやら速達タイプのものだったらしいです。とりあえず「401」か「401E」系統のバスに乗ればOKです。

 

私を乗せてすぐ、ドアが閉まって出発。

f:id:travelpudding:20170704213515j:plain

時刻は22時を回っているのにも関わらず、道は渋滞気味。本当に着くのかと心配になるほどです。

 

空港を出発して40分ほどして、ようやくジョージタウンの市街地に入ってきます。

 

ちなみに、ジョージタウンには「コムター」と呼ばれる、巨大な円柱が目印のショッピングモールがあります。

f:id:travelpudding:20170704213651j:plain

※写真は翌日撮影したものです。

 

空港からのバスはコムターの近くを通り、なおかつ止まってくれますし、街歩きの時も、コムターを目印にすると、方角がわかるので結構便利です。

コムター万能説。

 

そのコムターには空港から50分ほどで到着しました。

f:id:travelpudding:20170704213722j:plain

市街地をブラブラ歩いてみますが、人通りは少なめ。

f:id:travelpudding:20170704213838j:plain

街も全体的に暗いです。

f:id:travelpudding:20170704213856j:plain

この後はホテルにチェックインし、翌日に備えました。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

 

ペナン空港に到着して早々慌てたお話

ペナン空港に無事到着したところからの続きです。 

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

ペナン空港はどんな空港かと思っていましたが、思ってたよりも随分綺麗でした。舐めてごめんなさい。

 f:id:travelpudding:20170703114409j:plain

 

 

実はこの時点で、私は1つ大きなミスを犯しています。

 

それは「両替忘れ」です。

 

 

クアラルンプール乗り継ぎの記事を考えるのに夢中で、手元に1リンギットも持っていないことに、マレーシア航空1166便の中で気づきました。

 

※リンギットはマレーシアの通貨。1リンギット=約26円

 

この後、ジョージタウンまでバスを利用するつもりだったのですが、1リンギットも持っていないと、当然バスには乗れません。

 

「しょうがない、ペナン空港で両替すればいいや」と考えていましたが、なかなか銀行が見当たりません。

 

 

到着フロアの1階をくまなく探しましたが、全く見つからなかったので、係員に尋ねると、出発フロアの2階にあるのだそう。

f:id:travelpudding:20170703114614j:plain

出発フロアにしか両替所がないのか、どういう理由かはわかりませんが、利用客にとってはかなり焦ります。

 

 

※しかも、ペナン空港は「国際空港」なので、シンガポールやインドネシアなどからも飛行機がやってきます。

国際線を利用した乗客にとって、到着フロアに銀行がないと不便だと思うんですが、大丈夫なんでしょうか。

 

 

 

まずはエスカレーターを上がって2階へ。

f:id:travelpudding:20170703114444j:plain

フードコートエリアを通り抜け、

f:id:travelpudding:20170703114512j:plain

出発カウンターの手前、歩いてきた方向から見ると右手に銀行がありました。

f:id:travelpudding:20170703114547j:plain

営業時刻は22時まで。ギリギリセーフです。

 

ここで3000円分両替しました。これで生きていけます。

 

 

そしてバスに乗るべく、再び1階の到着フロアに戻りました。

 

続きます。

ゼミ合宿でシンガポールへ~スクートの悪夢編~

前回、スクートの説明を軽くしましたが、それだけ見たら「アリ」なんじゃないかと思われがちですが、そうはいかないのがLCC。

 

travelpudding.hatenadiary.jp

 

まずは出発時間です。

 

スクートは成田から、経由が違うシンガポール行きを2便運航しています。どちらにせよ、成田空港に向かうことになります。

f:id:travelpudding:20170702152849j:plain

出発時刻はバンコク経由のTZ291便が10:00、台北経由のTZ201便が12:15発です。

 

成田まで2時間半かかる私にとっては、当然TZ201便がいいに決まっていますが、残念ながらこの2便には料金差が8000円もあります。

 

今回は安さを突き詰める旅行(でなければこんな黄色いのに乗る予定はない)なので、成田10:00発のTZ291便になってしまいました。

 

成田には8時に着いておきたいので、この時点で5時起きが確定します。

 

うっはーたのしそー。わくわくするわー。遠足気分♪

 

 

…嘘です。すでに鬱です。

 

次にチェックインと保安検査、さらにラウンジです。

 

スクートは航空会社のアライアンスに属していないので、「ワンワールドサファイアステータス」なんてものは、スクートの前ではゴミみたいなものです。見せても何も起きません。虚しさが増すだけなのでやめましょう。

 f:id:travelpudding:20170702152110j:plain

チェックインもエコノミーの列で並び、保安検査も通常のレーンで並びます。当然ですがラウンジも使えません。

 

「プライオリティパス」や「ゴールドカード」を所有していれば、ラウンジを利用できますが、1回きりのためにわざわざ用意するのもしゃくな話。

 

それに、友人もいる手前、自分1人だけラウンジに行くのも変ですよね。

 

 

次に機内。

 

個人用モニターなんてものはありません。機内食やドリンクも出ません。

個人用モニターはともかく、ドリンクが出ないのは、生命維持という観点では死活問題です。

f:id:travelpudding:20170702152612j:plain

機内食が12シンガポールドルなので約1000円。ドリンクは350ml缶で4シンガポールドルなので約320円。

※それぞれ1シンガポールドル=81円で計算

 

たけえ。

 

日本のレギュラーガソリンの価格って、だいたいリッター120円ぐらいじゃないですか。

 

スクートさんはその約7倍の値段を吹っかけるわけですよ。

 

すげえ。

 

そもそもスーパーに行ったら、350ml缶なんて60円程度で買えます。価格差は約6倍。

 

 

「なら、保安検査過ぎてからドリンク持ち込めばよくね?」って思う人もいるかもしれません。行きは多分可能だと思います。やるかどうかはさておき。

 

問題は帰りです。

 

原因は、シンガポール・チャンギ空港のシステム。

f:id:travelpudding:20170702152727j:plain

通常、保安検査というのは搭乗前には終わっているパターンがほとんど。

 

しかしチャンギ空港(とクアラルンプール国際空港)は、搭乗する時に保安検査を要求してきます。

 

当然ですが水は持ち込めません。怒られます。

 

※空港での保安検査があまりにも信用できず、通常の保安検査とは別に、航空会社独自で保安検査する場合もあるらしいですが…

 

 

現時点での憂鬱な点を長々と語りましたが、実際に搭乗してみなければわからない事も多いですよね。

 

期待0で行って、「お、思ってたよりも10段階で3ぐらい良かった」というのが理想です。

 

最後に…

 

なぜ私がこんなに憂鬱なのか?その理由はたった1つ。

 

ホテル代を勘案しても、クアラルンプール発券と値段が2万円程度しか変わらないからです。

 

これに尽きます。