JAL 当日アップグレードの価格調整へ
すでにご存知かもしれませんが、JALは国際線をエコノミークラスで予約していても、当日チェックインの時に追加料金を払えば、「プレミアムエコノミークラス」を利用することが出来ます。
※当日アップグレードはJALだけのシステムではありません。
この時に優遇されるのは「座席」のみで、「ラウンジ」や「優先搭乗」などは利用できません。最初からプレミアムエコノミークラスを予約していた人とは、細かいところで区分される仕組みになっています。
そのアップグレードの料金が4/1から変更されるようで。
基本的には値上げですが、価格据え置きの目的地も存在します。
それぞれ見てみると…
1万円up→モスクワ以外の欧米とハノイ、バンコク、シンガポール、デリー
5000円up→モスクワ、香港
このようになりました。
エリアで見るともう少しわかりやすいかもしれません。
15000円→近距離(香港)
20000円→中距離(ハノイ、ジャカルタ、クアラルンプール、シンガポール、バンコク)
30000円→中〜長距離(デリー、シドニー)
35000円→長距離(モスクワ)
40000円→長距離(欧米)
このようになりました。
基本的に適正価格になったと思いますが、デリーが30000円になったのはどうなのかなあと思いますね。距離にしてはちょっと高い気も。
シンガポールとクアラルンプールに至っては、ほとんど距離の差がないのに方や1万円、方や2万円でしたからね。
このあたりの是正は妥当でしょう。
にしても、シドニーの3万円据え置きは意外でした。距離にすればヘルシンキとほぼ変わりませんし。
ANAがシドニー便を羽田に就航しているからその対抗としてなのか…と勘ぐってしまいますね。
それか、3万円じゃないと売れないとか。
話が逸れました。
いずれにせよ、4/1の「搭乗」から適用となります。燃油サーチャージと違い、この価格調整に対して、「事前にチケットを準備して調整前の値段で搭乗する」なんて事は出来ません。ご注意下さい。
また羽田0:05発のJL33便バンコク行きや、同じく羽田0:05発のJL35便シンガポール行きなど、「日付的には4月1日に搭乗する」場合も、価格調整後の値段が適用されますので、こちらも合わせてご注意下さい。