ヘルシンキ空港とフィンエアーラウンジ訪問
フィンランド航空804便でヘルシンキに到着したところからの続きです。
ヘルシンキ空港はコンパクトであることがウリで、乗り継ぎが非常に便利なことで有名です。
「という事は、乗り継ぎにそこまで時間がかからずに、ラウンジに快適に長く滞在できるのではないか」
そう思って実際に利用してみましたが、私のケースではそんな事ありませんでした。
まず、出国審査でめっちゃ渋滞します。
なにせ、ヨーロッパ各地から来た乗客がこのヘルシンキに一斉に集い、アジア各地にまた散っていくんです。
フィンランドはシェンゲン協定に加盟しているので、欧州のシェンゲン協定加盟国からの移動には、パスポートチェックは必要ありません。
ところが、フィンランドから先のアジア諸国には、シェンゲン協定なんてものは存在しません。
つまり、ここで出国審査を受けなければならないんです。
絶対に避けられない関所みたいなものですね。
この「関所」の数が利用客のわりに少ないので、とても渋滞します。
※訂正 コメントでご指摘があった通り、シェンゲン協定加盟国から非シェンゲン協定加盟国へ向かう際、保安検査はありません。 日本からヘルシンキ経由で来た友人の話と混同しており(日本発だと、ヘルシンキで入国審査→保安検査があります)、これを勘違いしたまま記事にしていました。大変失礼しました。
途中から係員が増員されてスムーズになりましたが、それでもトータルで20分かかりました(これは入国審査の話です)
すでにこの時点で時刻は16:30を過ぎています。
駆け足でラウンジに向かい、急いで中へ。
ラウンジの利用者はとても多く、「ショッピングモールのフードコートで、家族連れが空席をさまよい歩く光景」となんら変わりありません。
正直言って、この状態だとここで落ち着くのは無理だと思った方がいいです。
※一応ファーストクラスラウンジもあるみたいですが、JMBサファイアでは入室できません。今回はビジネスクラスラウンジを利用しています。
フードもそこまで充実しておらず、軽食をいただける程度でした。
飲み物はコーラです。ワインじゃないです。
もう少しこのラウンジをゆっくり見たかったのですが、時間の関係で断念。
再訪を誓いつつ、20分足らずで外に出て搭乗口に向かいました。