フィンランド航空77便 ヘルシンキ〜関空 〈後編〉
前編からの続きです。
いざ寝ようとしましたが、前の乗客がリクライニングを全力で倒したので、元々狭い足元がさらに狭くなり、どうにも寝付けません。
(この個人用モニターの角度でお察しください)
結局2時間ほど眠ったのち、諦めて映画を見ることにしました。
映画「the accountant」と「Doctor strange」の2本見ましたが、両方とも面白かったですね。
そして、やっぱりあったこの映画。
ビジネスクラスの乗客「もしかして」
狭いエコノミーで悶えてる私「私たち」
2人「入れ替わってる〜!?」
とはならないでしょうか。出来るもんならなって欲しいです。
なんだかんだしていたら到着3時間前。窓の外には日の出。
出発の時から気になっていたのですが、最短距離で日本に向かうとすれば、間違いなく「あの国」を突っ切りますよね?
そんなことするのか?
って思っていましたが、どうやらこのあたりで飛行機が進路を南に変えたようです。
まあさすがに避けるよね…って考えていた矢先、CAさんから「ただいま機内で急病人が発生しました。お医者様がいらっしゃいましたら…」というアナウンスが入りました。
こんなことは人生で初めてだったので、どうするんだろう?って疑問に思っていました。
てっきり北京あたりに着陸するかと思いましたが、何事もなかったかのようにスルー。
結局大丈夫だったということでしょか。
北京上空を過ぎれば進路を東へ。
着陸まで残り2時間ほどで韓国上空を通過。そして朝食がサーブされます。メニューは全体的にあっさり目。
このあたりから、シートのリクライニングを戻すように指示が入ります。
着陸30分前に機内販売終了のアナウンスがなされます。
日本はもうすぐそこです。
10分後にベルト着用サインが点灯。
その後かなり左右に揺れましたが、なんとか無事に関空に着陸。
久しぶりに日本に帰ってきた私を、タイ国際航空のB747が迎えてくれました。
今回の便の感想としては、エコノミーのシートピッチが78cmはやっぱり狭い。それ以外は特に文句ないですね。
「シートピッチ?気にしたことねえ!」ってどこかのブログで言ってた人もいますけど、やっぱり狭いもんは狭いです。それとも缶詰に慣れてるからですか?って感じ。
身長175cmの私ですら狭いと思うほどですから、大柄な人にはちょっときついかも。
この後は伊丹へ乗り継いだ後、国内線に乗り込みます。
もう少し旅は続きます。