フェリーで香港からマカオへ
翌朝は7時前に起床しました。
さっさとチェックアウトして、ホテルを後にします。
こちらの続きです。
今日は初めてマカオにフェリーで向かうことにしました。
ホテルは中環のあたりだったのですが、マカオ行きのフェリーは上環から出発しています。
上環まで地下鉄を使ってもよかったのですが、急ぐ旅でもないので散歩して上環へと向かうことに。
途中東海堂というパン屋さんで朝食を購入。
香港で割とよく見るこのパン屋さん。
値段は日本のと大差ないか、若干高いくらいでしたが、味はとっても美味しかったです。
こちらはクリームパン。詳しい値段は忘れましたが、確か10HKD前後だったかと。
30分ぐらいで上環のフェリーターミナルに到着しました。
このフェリーターミナルは、MTRの上環駅と直結しているので、利便性はしっかり確保されています。
案内標識に従えば迷うこともありません。
カウンターがいくつかあるので、適当にチケットを購入します。会社の名前はターボジェット。
8時15分発のフェリーには間に合わなかったので、結局1本後の8時45分発になってしまいました。
お値段164HKD。日本円で2500円弱です。
チケットを買ったら、おーいお茶を買い求め、出国します。
ターボジェット用(かどうかははっきりわかりませんが)のゲートがあったので、そこを通り抜け、チケットとパスポートを見せて、無事香港を出国です。ここまで5分もかかっていません。
この案内標識に従って下へ。
大きな待合スペースが存在するので、そこでおとなしく待機します。
飛行機に乗るときの「クセ」で、15分くらい前からゲートの前で待機していましたが、なかなか乗船は始まりませんでした。
結局乗船を開始したのは、出発5分前くらい。
いざ船の中へ。
乗り込んですぐ、あることに気づきます。
「私の席はいったいどこなのか」ということです。
どうやら座席は指定席で、普通は乗客1人1人に「12A」のように、座席が割り振られているのですが、私のチケットにはそれが表記されていませんでした。
船内の乗務員に「私の席はどこですか?好きなところに座っていいんですか?」と尋ねると、乗務員は、「そんなわけねえだろ」と言わんばかりの態度を出しつつ、無線でやりとりし、私のチケットに直接座席番号を記入してくれました。
結局どこでどうするのが正解だったのかわかりませんでしたが、これで一応OK。
指定の席に座り、出発を待ちます。
意外とショックは少なく、「ん?」って思ったら動き始めていました。
最初の10分くらいはのろのろ動き続けていたので、「こんなものか…遅いな…」って思っていたら、急にエンジンがうなりをあげ、船は高速で海上を飛ばし始めました。
めっちゃ速い。
出発して1時間ほどでマカオが見えてきます。
だんだんスピードを落とし、ゆっくりと着岸。
順番に下船し、フェリーターミナルの中に入って、マカオに入国。
マカオに入国するときは、入国カードを書かなくてもいいのですが、パスポートにスタンプは押してもらえません。
時刻は10時を少しすぎたころでした。
これから長い長い1日を過ごすことになりますが、それはまた別のお話。