1日マカオ観光 その2(マカオ半島)
カジノバスでグランドリスボアに着いたところからの続きです。
このグランドリスボア、一昔前の東京にこんな建物があったと言われれば信じてしまいそうなデザインですね。
早速セナド広場に行ってみました。
グランドリスボアから歩いて10分〜15分ほどでしょうか。無事に到着しました。そんなに遠くありません。
もともとマカオはポルトガルの植民地だったからか、今でもどことなくヨーロッパの様相を漂わせています。
噴水の近くには民政総署大楼。
セナド広場の奥の道をしばらく歩くと、聖ドミニコ教会が見えてきます。
ここも歴史のある建物で、1587年に建てられたそう。
このあたりの風景で面白いのは、一見ヨーロッパな世界がずっと広がっていると思いきや…
通りをちょっと入ると、いきなり中国っぽくなるんです。
むしろヨーロッパっぽいところが異質な感じもします。
聖ドミニコ教会からさらに奥に歩ききると、聖ポール天主堂跡が見えてきます。
今はファザード(建物正面)しか残っていませんが、マカオの立派なシンボルとなっています。
階段を登りきった後で見下ろしたり、ファザードの裏から写真を撮ったり、遠くにグランドリスボアを望んだりして、一旦休憩しました。
聖ポール天主堂跡を訪れたあとは、裏路地を散策したり、ショッピングモールに入ったりして、しばらく時間をつぶします。
そして時刻は午後6時30分。
だんだんと日が沈み、カジノがきらびやかな光を放ち始めます。
そんな中、ぜひ行ってみてほしいのが「ウィン マカオ」というカジノの前の噴水で行われる噴水ショーです。
ここではだいたい15分に1回、噴水ショーが行われるのですが、それがとっても綺麗なんです。
時々火が出ることも。
噴水の奥にはカジノの光が反射して、これもまた綺麗。
ちなみにこの噴水ショー、無料で見られます。
夕食は「アフリカンチキン」というポルトガル料理をいただきました。お値段は確か日本円で2000円ちょっとだったかと。
見た目以上にボリュームがありますが、かなり美味しかったですよ。
おなかも満たされたので、再び散歩です。今度は夜のセナド広場に行ってみました。
人もすっかり少なくなってしまいましたが、この雰囲気も好きです。
さて、一通り観光を終えたので、中国に入国します。その理由は単純。ホテルが安いからです。
マカオから中国に向かうには、「拱北口岸」というところで出入国審査を受ける必要があります。
その「拱北口岸」へは、マカオを走るマカオバス、それも3系統を使っていくのが基本的ではないかと思います。料金は均一で3.2パタカ。香港ドルでも支払えますが、おつりは返ってきません。
マカオバス3系統は、マカオフェリーターミナルから、グランドリスボアやセナド広場などを経由して、拱北口岸へと向かう非常に使い勝手のいいバスです。
急行運転するものも存在しますが、拱北口岸に向かう分には特に気にしなくてOKです。どうせ終点まで乗ることになりますからね。
というわけで、セナド広場の前あたりから3系統のバスに乗車して、いよいよ拱北口岸、そして中国へ向かいます。