ヨーロッパの預け入れ手荷物事情
日本の国内線や、アジア近距離国際線に乗った時と同じ感覚でヨーロッパ域内の飛行機に乗ろうとすると、間違いなくハメられる「預け入れ手荷物」の罠。
これがかなり厄介。
ほぼすべての会社で、預け入れ手荷物を
最低でも15ユーロ(日本円で1800円)も取られるのです。
はっきり言って高いです。
こうした時に、「預け入れ手荷物の許容量を増やすことが出来る」上級会員制度が役に立つのですが、実はこれをもってしても預け入れ手荷物料がかかる航空会社が存在するのです。
そこで、私が調べた中で、上級会員制度を利用した場合に、預け入れ手荷物料がかかる会社とかからない会社を区分してみました。
※LCCを含め、すべての航空会社で「機内持ち込み荷物」は、基本的に1つ無料です(重量制限は会社によって微妙に差異あり)
※ここではカウンターで預けるスーツケースなどの話をしており、またその荷物は23kgを超えない前提で話を進めています。
※全てのレガシーキャリアで「最安運賃」を利用した場合を想定しています。日本発のチケットを購入し、乗り継ぎでヨーロッパ内のみ利用する場合は、長距離国際線のゆるい手荷物ルールが引き続き適用されます。
※なお、コードシェアについては考慮していません。
預け入れ手荷物料金がかからない会社
→イベリア航空(ワンワールド)、フィンランド航空(ワンワールド)、スカンジナビア航空(スターアライアンス)、クロアチア航空(スターアライアンス)、TAPポルトガル航空(スターアライアンス)、ポーランド航空(スターアライアンス)、エアヨーロッパ(スカイチーム)、チェコ航空(スカイチーム)、エールフランス(スカイチーム)、アリタリア航空(スカイチーム)、KLMオランダ航空(スカイチーム):
預け入れ手荷物料金がかかる会社
このようになりました。
上級会員でも特典を得られない会社がある事に正直かなり驚きましたが、ヨーロッパはLCCとの激しい競争にさらされており、手荷物からお金を取るのは、ある種合理的な手段と言えるでしょうね。
※あくまで私が調べた結果です。何があっても責任は取れませんので、必ず予約クラスと預け入れ手荷物についての規定は必ず確認してください。
あと、何か不備がございましたらコメントください。
※追記
通りすがりさんコメントありがとうございました。