ワシントンからニューヨークへはバス利用が最強?
ワシントンでの観光を無事に終えたので、翌日はニューヨークへバスで移動することにしました。
ニューヨークへの移動手段としては色々候補があり、「飛行機、アムトラック(高速鉄道)、バス」が挙げられます。
話は逸れますが、アメリカ国内(の主要都市間)を移動するとなると、1000キロの移動もザラです。
※前日移動したシカゴとワシントンD.Cの間も、直線で約1000km離れています。
そんな国なので、移動手段の候補として飛行機がまず第一に上がってきます。
※アメリカ在住者は当然車が最優先でしょうが、ここでは観光客向けの話をしています。
ならば、アメリカ国内移動において、飛行機以外の乗り物は全く使えないのか?
そうでもないんです。
その典型的な例が、先述したワシントンからニューヨークの間です。
この2都市は350kmほどしか離れていません。日本で言うなら、ほぼ東京ー名古屋間に相当します。
こんな距離なので、飛行機の「遠距離まで速く到達出来る強み」があまり発揮されません。
保安検査もめんどくさいですしね。
飛行機の所要時間は約1時間と短いですが、お値段は高めです。
早朝深夜だと安い便もありますが、時間のいい便だと、ゆうに1万円を越えてしまいます。
また、空港が市内から遠いので、そのアクセスにも時間がかかってしまいます。
では鉄道移動(アムトラック)はどうでしょうか?参考までに、飛行機と同じ日の運賃を見てみました。
少し遅いregionalの最安で49ドル、最速のアセラエクスプレスは、最安運賃が165ドルもします。
regionalはワシントンーニューヨーク間を約3時間30分〜3時間50分、アセラエクスプレスは約2時間50分で結びます。
※どれだけ予約時期が早くても、この値段を下回ることはありません。
それではバスはどうでしょうか?
メガバス以外にもバス会社はいくつかあります。私は「メガバス」という会社を選択しました。理由は、ワシントン10:00発という、ちょうどいい時間の便がメガバスで運行されていたため。
費用はなんと24.75ドル(手数料込み)。
利用4日前に予約してこのお値段ですから、破格と言わざるを得ません。
もっと早めに予約すると、なんと5ドル(別途手数料が必要)でも取ることが出来ます。
問題の所要時間は、4時間40分と3つの選択肢の中では1番長いですが、ニューヨークの中心地へと連れて行ってくれるのは便利ですね。
※他のバス会社も所要時間はほぼ同じですが、最安値はメガバスで間違いないでしょう。
ニューヨークとワシントンの2都市間では、バス利用は十分ありどころか、最初に上がってくる選択肢になりうるのではないでしょうか。
次回は、実際に乗車してみた感想を記事にしたいと思います。