2018年にJGC修行する人にアドバイスしてみる
2017年は、SFCを取ろうと一生懸命になっている人が多かったのに対し、2018年はJGCを取ろうという人が多く見受けられます。
私は2年連続JALに搭乗し続け、ANAさんとはめっきりご無沙汰。来年もJAL上級会員の恩恵に預かりたいと思っています。
というわけで、来年の戦略をまとめてみます。
目次
大前提として
まず、SFCを持っている人は、わざわざJGCを目指す必要があるのかという事を頭に入れて欲しいです。
すでに上級会員となり、ラウンジアクセスやマイル加算率上昇、スムーズなチェックインなどの恩恵を受けられているのに、それらを全て捨てる意味があるのか、一度考えた方がいいと思います。
というのも、かつてはSFCよりJGCの方がよほど楽だと言われていたのに対し、最近は「別にそんな事ないんじゃないか」と思えてくる時があるからです。
まあ、それでも楽なところは楽なので、やっぱりSFCよりマシかなって思いますけど。
閑話休題。
回数修行のパターン
SFCになくてJGCにはあるクリアの仕方です。
JGCを取るには、50回搭乗するのが必須ですが、例えば月1回、絶対飛行機出張があるという人なら、これで24回クリアです。
※ただし、50回搭乗でのクリア方法でも15000FOPは必要なので、後述するクレジットカードを作るメリットは大きいと思います。
あとは1ヶ月に1往復+どこかの月でもう1往復すれば、めでたく50回搭乗達成です。
片道1回のフライトで1万円でも、宿泊費をノーカウントとすれば、キャッシュアウトは26万円で済みますし、好きなところに飛べるメリットは大きいです。
特に短距離便の多い、関西や九州在住の人には有効な手段となるかと思います。
50000FOPでクリアするパターン
続いてFOPを利用するやり方です。
とりあえずJALカードは作りましょう。これだけで50000FOPのうち5000FOPは終了します。
※以下の考察は、全てJALカードの5000FOPプレゼントを含めた計算をしています。
国内線の場合
最安を狙い続けるとすれば、延々東京〜那覇を往復し続けることになります。
単価は6円前後になりますが、那覇で宿泊を絡めないといけなくなるので、キャッシュアウトはもう少し増えます。
那覇在住なら思考停止で東京に日帰り1往復すればOK。ただし、東京観光する時間はありません。
東京を例に挙げるなら、那覇15往復+720FOPでクリアです。足りない720FOPはクラスJ5回分アップグレードすればOK。
搭乗ペースは月1回ちょっとで楽っちゃ楽ですが、台風などの影響を考えると、月1回ペースは少し危険かと思われます。
名古屋、大阪発でも那覇がベスト。
福岡発だと、沖縄は近いので札幌が候補に上がってきます。単価はあまりよろしくないですが…
全ての路線についてFOP単価をまとめる気力はないので、あとは自分で計算してみてください。
国際線も含める場合
かつては魅力満載だった国際線も、今はそんなにうまみがありません。燃油サーチャージの高騰などによる航空券の値上がりで、単価は言うほどよくありません。
非常にもてはやされたOKA-SINも、単価は最安で6円台後半です。OKAまでの往復が必要なので、それを考えれば微妙ですが、東京発券よりはずっとまともです。東京発券だと単価は15円を超えますからね。
大阪、名古屋からなら無料で東京までの国内線を加えられるので、東京発よりは単価が良くなります。
海外発券も考えてみる
日本発券がダメなら海外発券という手段もありますが、これも最近では改悪されています。特にクアラルンプール。
かつては単価3円台がザラでしたが、今や沖縄までの国内線を含めても6円台。
ただし、東京でストップオーバーして、国内線を別日に乗ることが出来るのは大きなメリットかもしれません。
この点に単価以上のメリットを見出すなら、LCCなどを駆使して、発券地まで赴くべきでしょう。
↓実際にやってみた話がこちら。参考になるかはわかりませんけどね。
なお、時間に余裕があるなら、クアラルンプールよりも欧州発券の方がオススメです。
クアラルンプール発券と単価は大して変わりませんが、マイル獲得数が段違いです。
※海外発券は「発券地まで行く」だけではなく、「日本に戻ってくる」手段まで考えないと、後々厄介なことになります。
ずっとループするつもりならそれでもいいんですけどね。
まとめ
色々挙げてみましたがいかがでしたでしょうか。
ライフスタイルや、住んでいるところ、出せる金額、搭乗クラスのこだわりなどによって、「最適な答え」というのは違ってきます。
どうせ数十万の出費をするなら、楽しい旅をして欲しいですね。