キャセイパシフィック航空543便 羽田〜香港
なんかふと海外に行きたくなったので、2泊4日で香港とマカオへ行くことにしました。
今回搭乗するのは羽田10:35発のCX543便です。キャセイパシフィック航空の初フライトと、羽田のキャセイラウンジの初訪問を兼ねています。
この便、搭乗の3日ほど前に機材変更がなされているのが判明しました。相当利用者が多いのでしょうか。キャセイで最も詰め込めるタイプのB777-300(キャセイ側の表示では73z)を仕立てています。
そんなに乗客が多いと、もしかしてもしかするのか?と思い、ちょっと期待してカウンターに向かいましたが、特に何もなし。事前の座席指定のリクエストは通ったので良しとしましょう。
チェックインの時に、ラウンジのインビテーションの紙をもらいます。搭乗券のようなインビテーションの紙をもらったのは初めてでした。
ボーディング時刻が近づいたので、143番ゲートへ。
今回も優先搭乗の恩恵に預からせていただこうと思います。
このように列が分かれていましたが、ファーストクラスの設定がないこの便で、この分け方に意味があるのかは不明。
結局2列同時にボーディングさせてましたし…
座席は3-3-3の組み合わせ。
ただし後ろ2列は2-3-2となるので、事前にそこを狙っていたのです。
そして座席に座って驚きました。
「この座席、後ろにリクライニングしないぞ」と。
一応リクライニングのボタンはありますが、その機能はすでにぶっ壊れ、望んでなくても座席が勝手に前にせり出してしまいます。
キシキシと音を立てるこの座席には、背中のホールド感もなく、配布された毛布を腰にあてがわないとしんどいレベル。
足元は結構広いことと充電が出来ることが何よりの救いでした。
また、離陸前から入国カードを渡してくれたのも結構ありがたかったです。
隣にはエバー航空のサンリオ塗装の機材が出発を待っていました。
こんな詰め込み機材をよこすぐらいだから、ボーディングに時間がかかって、なしくずし的にディレイすると思っていましたが、定刻でプッシュバック。その流れでセーフティデモが始まります。
それから20分ちょっとで離陸します。
離陸して揺れまくっているにも関わらず、この日は6時前に起きたからか、猛烈な眠気が襲いかかってきます。
正直、こんな機材でも寝れるものなのかと自分に驚きました。
離陸から1時間ほどして、ドリンクとピーナッツの配布。
それから40分後に機内食を配布。
チキンかビーフか選べましたが、チキンはギャレーまで取りに行くために時間がかかると言われたので、ビーフを選択しました。
お肉は普通に美味しかったです。
気づけば台湾上空を通過していました。
映画は1本見終わってしまい、残り1時間半しかなかったので、映画を見るにしてはどうにも中途半端なので、この記事を書き進めていました。
高確率で1時間〜2時間ほど寝てしまう私にとっては、もう少し長い距離の方が私の性に合っている気がします。
この機材では絶対嫌ですが。
香港時間14:05ごろにベルト着用サインが点灯します。
そして、15分弱ディレイして香港国際空港に着陸しました。
空港の隅っこでキャセイの飛行機たちが集まっています。
ようやくスポットに到着。2つ隣にはシンガポール航空のA380が止まっていました。
さて今回のフライト、記念すべきキャセイパシフィック航空初利用でしたが、思わぬ機材変更の結果、オンボロシートとの約5時間に渡る戦いでした。
フライト後半は慣れてきたのか、最初ほどの嫌悪感はありませんでした。それでも、この座席で5時間以上フライトするとなると、おそらくかなりきついです。
他の機材に乗ってみないと何とも言えませんが、次にキャセイに乗る機会があれば、少なくともこの73zには当たりたくないなあと思わされるフライトでした。
こちらに続きます。