フレディ・マーキュリーゆかりの地、モントルーへ行ってみた(前編)
スイスインターナショナルエアラインズ411便で、スイス・ジュネーブに到着したところからの続きです。
今回ジュネーブに来たのは、フレディ・マーキュリーが余生を過ごした街、モントルーに行くためです。
※友達がフレディ・マーキュリー(というかQueen)の大ファンだからです
モントルーに行く前にジュネーブを観光したかったので、まずは街の中心部に移動します。
ジュネーブ空港もアムステルダム空港と同じく、空港に直接アクセスできる鉄道があり、ジュネーブ空港から中心地近くのコルナヴァン駅(ただし案内ではGenève表記)まで1駅5分程度で到着します。
駅の建物を出て、メインロードを真っ直ぐ進み、ローヌ川にかかるモンブラン橋を渡ると、有名な大噴水が見えてきます。
ただ、大噴水の間近に行くとなると結構遠いので、これ以上先へ進むのは断念。
その後、近くにあった花時計を写真に収め、
お次はサン=ピエール大聖堂へ行きました。
この大聖堂まで意外と坂がきつく、スーツケース持ちの友人はかなり堪えていました。
そして到着。想像していたよりかなり大きい建物です。
大聖堂を見終えた後は旧市街を通り抜け、また駅まで戻ります。
無事駅に到着した後、いよいよモントルーへ移動します。
チケットは自動販売機で買えるので、便利っちゃ便利。
ただし、乗る駅も指定しなければならないので、日本のシステムに慣れていると若干戸惑うかも。あとJCBカードが使えたのはありがたかったですね。
ちなみに駅に改札は存在しません。チケットを持ったまま車内に直接乗り込んで問題ありません。
「やったぜキセルし放題やん!」って思ったそこのあなた。改札はパスできても検札がやってくるので絶対やめましょう。
とまあ、システムについてお話しましたが、問題はお金。今さら言うまでもありませんが、スイスの物価はめっちゃ高いです。
なにせ、売店のコーラが1本400円するような国なんです。
当然鉄道運賃も高いです。
モントルーまでは約100kmで1時間ちょっとの道のりですが、料金は3800円もします。
※正確に言えば31スイスフラン。当時のレートで「1スイスフラン=113円」でしたが、手数料を含めれば3800円という計算です。
※似たような条件で「特急踊り子」の東京~湯河原で比べてみると、距離は99kmで2593円(ICカード利用の場合)でした。
しかも、日本の電車とは違って普通列車料金というものが存在しないため、どの列車に乗っても3800円かかります。
物価の高さを恨んでもしょうがないので、往復8000円のチケットを手にし、いざホームへ。
発車案内表は停車駅を羅列しているだけなのでわかりづらいですが、「Montrex」と書いてあるので、これが正解。
17:55ごろ、列車が入線してきます。
立ち客が出るほどの混雑でしたが、私たちは無事着席出来ました。
ルマン湖の景色を眺めたかったのですが、時間が時間だっただけにあまりはっきり見えませんでした。
列車内では、ぼーっと過ぎ去る光を眺めたり、Wi-Fiをつないで日本にいる人たちと連絡を取ったりして過ごしていました。
先述した通り、1時間ちょっとでモントルーに到着。
駅舎が結構立派です。
まだ20時過ぎだったので、早速マーキュリーに会いに行くことにしました(といっても銅像なんですけどね。)
マーキュリーは、モントルー駅から歩いて10分ほど、ルマン湖のほとりにいます。
…躍動感がすごいですが、やっぱり暗いとわかりづらいですよね。あと怖い。
夜はマーキュリー像より、そこから見える「湖に反射する光」を眺めていたほうがいいと思いますね。
後編に続きます。