KUL発券を延命しようとしたらExpediaとモメた話
最近値上がりが顕著なKUL発券ですが、私は延命(=ループ)することを決意しました。
まあまだ東南アジアで行きたいところがありますし、半年放置できる航空券を持っているのは便利ですからね。
一度はループを閉じようかと考えました。ループを閉じるために、鉄道利用、LCC利用、はたまたヨーロッパ経由なんかも考えましたが、もろもろの都合でやめにしました。
さて、そんなKUL発券延命の話です。
最近のJALオフィシャルサイトは使いづらく、もっぱらExpediaを使っています。
旅程としては、
JL724 クアラルンプール22:50→成田6:35(+1日)
JL111 羽田9:30→伊丹10:40
JL228 関空21:20→羽田22:25
JL723 成田11:00→クアラルンプール18:05
と、あまりにも単純な旅程で組みました。
※約47000円で購入。ブッキングクラスはVでした。
しかし、この旅程には1つ問題点が存在します。
そう、JL724とJL111のMCT(最低乗り継ぎ時間)が満たしていないんです。
※成田⇔羽田のMCTは180分で、5分オーバー。
私はこれを知らないままExpediaのサイトで予約してしまい、予約が正式に完了してしまったんです。
しかし、幸か不幸か、カードの枠が足りなかったために、引き落としされないままでした。
※この時点では「予約だけはできているけれど、支払いが済んでいない」という状態。
追記:ここできちんと決済していれば、私は100%悪くなかったとのご指摘を受けました。予約と決済の違いをしっかり把握していなかった、私の知識不足によるものです。大変失礼いたしました。
ただし、この「MCTを満たしていない」運賃は1月20日時点でも存在しましたので、結果的にはこの記事通りの結果になったと思われます。
私が不審に思ったのは、JALのサイトで「購入期限」が書いてあったことだけではなく、「JL113便(羽田10:30発)」として予約が変更されていたこと、ブッキングクラスが勝手にVからMに上がっていたことです。通知など来るはずもないので、当然私は知りませんでした。
結局自力での解決は無理だったので、早速お電話。
15分ほど待ってようやくつながり、お話ししてみると、先述したように支払いが済んでいないとのこと。
そこで先ほど不審に思った点をJALのお姉さんにぶつけてみると、
「こちらはこの(MCTを満たした修正後の)予約で承っているので、やっぱり予約元に聞くしかないですね」とのこと。当然っちゃ当然の対応です。
そしてExpediaにお電話。こちらは30秒ほどでつながりました。
日本語が若干怪しい女性が対応。
「決済が完了していないこと」「便が勝手に変更されていること」「ブッキングクラスがあがっていること」の疑問点をぶつけたところ、
やはりMCTを満たしていないから便を変更したとのこと。
(だったらExpediaのサイトに反映してくれ…)と思った矢先、とんでもないことを言われるのです。
「ブッキングクラスがVからMになったので、料金は57000円になります」
はい?って思いましたよ。
確かに私がMCTを把握していなかったのは悪いですが、サイトに表示したのはそっちだし(というか買えたし)、そのミスをこちらに通知せずに、もう1万円よこせって言うんですから。
ここで取れる選択肢は3つ。
1.そのまま甘んじて57000円支払う
2.キャンセルする(当然キャンセルフィーは払わないと宣言)
3.同じ値段のまま別便で振替
私が取った選択肢は3でした。
私は「ブッキングクラスVで予約可能な羽田→伊丹の別便を手配してくれ」と依頼しました。当然それぐらいやってくれるよな?ぐらいの強い語気で。
そういう便が存在しないことぐらい、私はすでにわかっていました。
この待ち時間の間に、MCTが満たせていない本来の旅程が現在も予約可能であることを確認し、スクリーンショットを撮影しておきました。
5分ほど待って、やはり別便の手配は不可能だとオペレーターに告げられます。
それに続いて、「今回はこちらのミスだったので、47000円で取れるようにこちらから保障します」という発言をいただけました。
つまり、完全にExpedia側の非であると認めたわけです。
こんなことは初めてだったので、正直めんどくさかったです。一連の問題が解決するまで1時間半くらいかかりました。
とりあえず、クアラルンプールからの帰りの足が確保できたのでなによりですね。