103系が現役で走る和田岬線に乗車&神戸市営地下鉄降りつぶし
翌朝。
7時前にいったんホテルを出て、ちょっとだけ鉄道旅をしました。
この続きです。
神戸駅へは非常に至近なので、あっという間に到着します。
神戸7時3分発の西明石行きに乗車します。
次の駅、兵庫で下車。
そう、わざわざ兵庫に来たのは、「和田岬線」に乗車するためです。
和田岬線は山陽本線の支線扱いで、兵庫~和田岬を結んでいて、周辺工場の通勤客のために平日は17往復も運転されるのですが、休日は2往復しか運転されません。
その休日の2往復のうち、1往復は7時台に運転されるため、それに合わせてやってきたというわけです。
和田岬で乗下車する人は、「必然的に兵庫駅を通る」ので、この改札で管理しています。こうすることで、和田岬でのコスト削減につながっています。
※どういうことかは後ほどわかります。
ここできっぷは回収され、きっぷを持たずに列車に乗ることになります。
昔ならしっくりこない人も多かったでしょうが、交通系ICカードが普及したいまは、あまり違和感がありませんね。
列車はすでにホームで待っていました。
車両は103系。去年大阪環状線を引退したことでニュースになりましたが、和田岬線では現役です。
だんだん国鉄型の列車も消えていく中で、ここだけまるで時間が止まったよう。
7時20分。定刻通り出発します。
あまりスピードは上がらないまま、列車は左カーブを描き、国道2号線をくぐって、工場群の間をすり抜けていきます。
わずか4分で終点の和田岬に到着。
なんか鉄道路線というより、103系のアトラクションに乗った気分でした。
JR和田岬駅には、なんと自動券売機も改札もありません。本当にホームがポツンと存在しているだけなんですね。これが「山陽本線の支線」だと言われても、全く信じられません。
さて、和田岬からは降りつぶしを開始します。
神戸市の降りつぶし(もちろん観光としても)にはこのきっぷが有能すぎて、私も以前使用したことがありますが、難点は新長田以西の地下鉄をカバーしていないこと。
結局、普通の切符で降りつぶすことにします。
1/3両が通年女性専用車両という伝説の海岸線に乗り、新長田へ。
新長田からは西神・山手線に乗り換えます。
あとはひたすら作業ゲーの始まり。1時間ほどで達成出来ました。
西神南駅で1度改札を出て、10秒で入場し直します。
折り返しの谷上行きに乗り込み、大倉山で下車。
東横イン神戸駅北口へは、大倉山からでも歩いて10分ちょっとです。