夜のワシントンD.Cで観光 その1
ワシントンのメトロでダウンタウンへと到着した私。
ホテルにチェックインしてから色々していたら、すでに時刻は20時過ぎ。
こんな時間ですが観光をします。
前回の記事で、ワシントンメトロは「Foggy bottom」駅までしか運行していないという事を説明しましたが、これが予想以上にめんどくさかったんです。
シャトルバスは「orange line」の駅に準じた場所に止まるとはいえ、場合によっては全然違う場所に降ろされます。
また、停留所の場所がわかりづらく、場所がわかったとしても、シャトルバスの時刻表が存在しないため、時間が読みづらいという事もあります。
「free」なのはありがたいんですがね。
私は、どうしてもホワイトハウスを最初に見たかったので、最初に向かうことにしました。
とりあえず「Metro Center」駅で降りればいいことはわかっていたので、シャトルバスに揺られ続けます。
その間ずーっとGooglemapで追いかけ続けたのですが、イマイチ場所が把握できず。
停留所に停まって乗客が一斉に降りだしたので、ここが「Metro Center」駅の近くなんだなと思ったので、すぐさま下車。なんとも情けない話です。
ホワイトハウスに向けて歩き始めましたが、ほとんど人がいません。
これが本当に一国の首都か?と思わせるほどでした。
この理由は数日後、友人に聞かされてようやく判明します。
私がワシントンD.Cを訪れたのは2月5日。
そう、この日はヒューストンで「スーパーボウル」の試合が開催されていた日です。
スーパーボウルは、全米のテレビ視聴率が50%にものぼると言われるバスケットボールの試合です。
さらにこの日の試合は、スーパーボウル史上初の延長戦。盛り上がらないわけがありません。
※レディーガガがハーフタイムのショーで、やんわりとトランプ大統領を非難した話も当然知りません。
そんな中で、私は呑気に観光していたことになります。普通の観光客のつもりが、周りから見ればただの異常者ですね。
F通りを西へ10分ほど歩けば、白い建物が見えてきますが、これはホワイトハウスではありません。アメリカ財務省の建物です。さらっと言ったけど、財務省大きい…
ここからすぐの公園の敷地に入り、ホワイトハウスを探します。
ホワイトハウスがすんなり見つからず、しばらく迷っていると、なんと女性警察官に声をかけられました。
警察官に「この辺りをうろうろしないでねー」と言われましたが、別にkeep outの所を歩いてるわけではないのです。
そこで、素直に「ホワイトハウスを見たい」と告げると、親切に場所を教えてくれました。
これはありがたいと思いましたが、冷静になって考えてみれば、私はあの人に絶対不審者だと思われたはずです。なんてったって、その日は2月5日ですからね。
警察官に教わった道を行くと、ホワイトハウスは姿を見せてくれました。
普段ライトアップされたホワイトハウスを見ることもないので、かなり新鮮でした。
その2に続きます。
飛行機から見る夕焼け
唐突ですが、飛行機から見る夕焼けってなんかドラマチックに感じませんか?
私、本当に夕焼けが好きなんですよ。
上空30000ftの世界では、遮るものがなにもなく、ゆっくりと太陽の動きを見ることが出来ますから、地上で見るそれとはまた違う良さがあります。
そんな私が乗った「夕焼けフライト」の中で、特に印象的だったのが「JL3115便」です。今月の頭に、国内線修行として乗りました。
この便は名古屋を16:55に出発し、千歳には18:35に到着します。座席は断然左の窓側がオススメです!
セントレアを離陸したJL3115便は、名古屋市街上空を抜け、高山方面へと進路をとります。
だんだんと日が暮れてきます。
普段の生活であれば、17:00〜18:00ごろは何かしら活動している時間でしょう。
そんな時間に、何も考えずただぼーっと夕焼けを眺めていられる。なんという至福のひととき。
そして暗闇が空を支配し始めたころ、飛行機は着陸態勢に。
あっという間に新千歳空港到着です。
アメリカン航空5502便でワシントンD.Cへ
シャーロット空港で突然の搭乗口変更によって、余裕でディレイになったのが確定してからのお話。
ワシントン・ダレス空港行きのアメリカン航空5502便。
今回搭乗する飛行機は「CRJ900」です。
ボンバルディアというカナダの会社の飛行機ですね。
※搭乗機ではありません
搭乗口変更に加えて、ほぼ満員だった事もあって、結局全ての客が搭乗終了したのが16:15ほどでした。
私の隣に座っていたイスラム系女性が、離陸前にも関わらずテーブルを出してずーっとMacBookを開いてパチパチ。
当然CAさんに注意されていましたが、そんな離陸までの時間を惜しむほど忙しかったのでしょうか。
セーフティデモは(小さい機材の宿命?として)もちろん実演タイプ。
セーフティデモをやってる最中にようやくプッシュバック。
この時点で25分ディレイしています。
それでもすんなり離陸の番が回って来たのでまだマシな方です。
ワシントンD.Cまでは1時間のフライト。近いもんです。東京ー大阪とほぼ同じ距離。
こんなショートフライトでも、ドリンクサービスは一応存在しているようで、飲み物を1杯いただきました。
Wi-Fiも使えず、することもないので、ぼーっと窓の外を眺めます。
しばらくすると「着陸態勢に入る」と機長のアナウンスが。この時点で17:10なので、本来なら空港に着いててもおかしくない時間です。
結局ワシントン・ダレス空港の滑走路に着いたのが17:35ごろだったので、25分遅れたまんまワシントンまで来たことになります。
さっさと降機して、早速ターミナルへ。
巨大空港特有のターミナル間輸送列車に乗り込み、メインターミナルへと向かいます。
にしてもかなり綺麗な空港ですね。
さて預け入れ荷物を受け取って市内へ行こう…と思った矢先にトラブルが。
なんと先ほど乗ってきたアメリカン航空5502便だけ、バゲッジクレームの番号が書かれていません。もはや嫌がらせの域です。
待っていてもしょうがないので、近くの係員に尋ねると、丁寧に場所を教えてくれました。
あの時の係員さん、ありがとうございます。本気でロストバゲッジしたかと思いました。
無事に荷物も受け取ったので、市内へと向かうことにします。
続きます。
日本人はマナーを守る人種か?
私はこの問いを投げかけられたら、「そうは思いません」と答えますね。
よくいるじゃないですか。
「日本人のマナーはすごい」って自分で言っちゃうタイプの人間。
そういう人達は、自分達で「韓国人・中国人とは格が違う」みたいに感じてるかもしれません。
そんな風に思ってる人達は、ぜひ1度台湾・九份に行ってみてください。
先述した幻想は、この地でいとも簡単に打ち砕かれます。
これはどういうことかというと、九份はジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台になった地と言われているのです。
※ロケ地かそうじゃないかの真偽のほどは、ここでは無視します。
そしてこの提灯街は、とても絵になる事もあって日本人に大人気で、そこかしこから日本語が聞こえてきます。
そんな日本人が何をするのか?
せっまいせっまい通路を塞いで自撮りし始めるんですよ。
確かに、ここは観光スポットであり自撮りしたくなる気持ちがわからないでもないです。
しかし、本当に邪魔なんです。
自撮りマンや自撮りウーマン達が進路を塞ぎ、上り下りともに歩行者で大渋滞します。当然マナーを守ってるとは言えませんよね?
1番優先されるべきは、自撮りをする人ではなく階段の利用者なんですから。
果たして、日本の観光地でそんな事をする人間がいるのでしょうか?
多分ここまで露骨にやらないはずなんですよね。
「周りの目があるから」
「何を言われるかわからないから」
「下手すると晒されるかもしれないから」
ならば、どうして台湾だとそんな行為に出るのか?
「みんながやっているから」
こんな所でしょう。これ以外にむしろあるのかというぐらい。
数人がマナー違反をしているだけなら「私はそうじゃない」「この人とは違う」と言っていれば乗り切れます。
日本国内でも「そういう失礼な人もいる」と区別してしまえば、自分は「マナーのいい日本人」でいることが出来ますし。
しかし、九份は違います。
そんな数人だけがやっているわけではありません。それこそ数十人単位。
普通に写真を撮る(=風景だけを撮る)なら1分もかかりません。
しかし、自撮りだと構図を決め、ポーズを決め、キメ顔も作らなくてはならない…
1分で済むはずがないから結局後ろも詰まる。
実際に私も歩きましたが、この階段を通り抜けるのに10分以上かかりました。
別に「中国人や韓国人は素晴らしい」と言ってるわけではありません。彼らのマナー違反も大概酷いです。
ただ、そんなに批判出来るほど日本人はデキた人間なのかと。
特に、「日本すごい信仰」をしてる人間は、1度九份に行くことをオススメします。
日本人の汚い部分が見えますからね。
シャーロット空港の乗り継ぎ
この記事の続きにあたります。
シャーロット空港に思ったよりも早く着いたので、ラウンジ訪問も考えましたが、定刻で46分しか接続時間がありません。
慌ただしくなるのも嫌なので、大人しく空港Wi-Fiで時間をつぶすことに。
このシャーロット空港、やたらアメリカン航空の飛行機ばかりいるので、アメリカン航空のハブ空港なのかな?と思って調べてみたら、やはりその通りだそうですね。
正確には、USエアウェイズのハブ空港だったらしいんですが、アメリカン航空と合併して引き継いだ…という経緯だそうで。
そんなシャーロット空港は、ハブ空港ゆえに構造はいたってシンプル。
乗り継ぎの利便性を図るために、動く歩道もかなり整備されています。
降りてきたのはCゲートでしたが、10分もかからないうちに、ワシントンD.C行きの飛行機が出発するE34ゲートへ。
かなりの人が搭乗待ちで並んでいました。
次のワシントンD.C行きは16:00発のフライト。
本来であれば15:30には優先搭乗が開始されていてもおかしくないのですが、その時間を過ぎてもなんのアナウンスもなし。
しばらく待っていると、係員から「ゲートが変わった。ワシントンD.C行きはE18ゲートへ行ってくれ」とのこと。
ここに来てゲート変更…これは絶対ディレイするパターンだなと思いつつ、E34ゲートにいても飛行機には乗れないので、仕方なくE18ゲートへ。
地図を見てもらえばわかりますが、なかなかめんどくさいです。
動く歩道のおかげでまだマシですが。
これならラウンジにでも行った方がマシでしたが、そんな事を悔やんでも仕方ありません。
5分ほどでE18ゲートへたどり着きましたが、すんなりボーディングが始まるわけもなく、この時点ですでに16:00を過ぎています本当にありがとうございました。
ワシントンD.Cまでの道のりは長いです…
クアラルンプールの事件現場を歩いてみた
北朝鮮の金正男氏が暗殺されたとされる場所といえば、クアラルンプール国際空港。
最初このニュースを見た時、もしかしてクアラルンプールへ行く時危ないのでは?と思いました。
が、どうやら現場は第2ターミナル(通称:KLIA2)だったみたいです。
私が普段使うのは第1ターミナル(通称:KLIA)の方です。
※先日記事にした「クアラルンプール乗り継ぎ」もKLIAについてです。
さて、今の時期にクアラルンプールに行くと周りに言うと、「危ない」「あなたはバカなのか」という声が挙がってきました。
当然っちゃ当然です。暗殺現場に行くんですからね。
私自身は「大したことないだろ」って思ってましたが、実際目で見てみないとわからないですからね。とりあえず行ってみることにしました。
事件現場となってしまったKLIA2。このターミナルは「ほぼエアアジア航空専用ターミナル」と思っていただいて構いません。
暗殺現場はこのチェックインカウンターのあたりだそうです。
予想通り何事もありません。普通です。警察による厳戒態勢、なんてものもありません。
金正男氏は、この写真奥のインフォメーションセンターで、メディカルセンターの場所を訪ねたそう。
私もそのメディカルセンターまで歩いてみました。
とりあえず後ろに引き返して、目の前の下りエスカレーターで2M階へ。
※右手にファミマがあるエスカレーターです。
2M階に降りたら、今度は左に進み、しばらく真っ直ぐ行くとまた下りエスカレーターがあります。これで2階へ。
※ルートは実際なんでも良いですが、とりあえず2階まで降りてください
今度はエスカレーターを降りて180度引き返し、十字路を右へ。
しばらくするとアライバルホールが見えてくるので、突き当たりを右へ。
ここがテレビで何度も見たことがあるメディカルセンターになります。
ここまで結構遠いです。4.5分は歩きます。
そして場所がわかりにくい!
私がこのルートを辿ってる時でも、特に怖い思いはしませんでした。
暗殺現場となったせいで、クアラルンプールに負のイメージを持っているかもしれませんが、全然危なくないです。
特に怖い思いをする事もありませんし、それが原因で旅行先から除外する必要も全くないですよ。
リニューアルされたバンコクのサクララウンジ
JALが運営するラウンジと言えば、「サクララウンジ」。
最近ではめっきりカレー屋さんの様相を漂わせていますけどね。
実は海外のサクララウンジって意外と多くありません。
その少ない海外サクララウンジの1つである、バンコク・スワンナプーム空港のサクララウンジに行きました。
私は、つくづくリニューアル後のサクララウンジに縁があるのでしょうか。
このラウンジも那覇と同様に、2/28まで工事をしていたみたいです。
リニューアルしてから1週間ちょっとなので、出来たてほやほやです。
私は、タイに行ったのが初めてだったので、今回も比較することが出来ません。
お許しください。
さて、ラウンジの場所ですが、意外と分かりづらいです。
その分かりづらさのせいか、ラウンジまでのルートが書かれた紙をチェックイン時に貰うことが出来ました。
まずは4階でD.E.F.Gのゲートに向かえば、あとは紙に従うだけでOKです。
というわけで入口へ。
受付でボーディングパスを見せます。
受付ではWi-Fiのパスコードが書かれた札があります。
スワンナプーム空港のWi-Fiはかなりポンコツの部類なので、こうしたラウンジWi-Fiが重宝します。
Wi-Fiパスコードを手に入れたので、早速中へ。
かなり綺麗ですが、率直な感想としては「人が多い」でしょうか。
写真ではかなり人がいないように見受けられますが、これは優先搭乗開始とともに利用客が引いた瞬間を狙ったからです。
訪れたのは午前9時、しかも羽田行きしかフライトがない状態にも関わらず、全体の半分は埋まっていたので、静かな雰囲気というのはなかなか厳しいです。夜だとなおさらでしょうね。
それでもフードやドリンク類は一通り揃っています。
唐揚げやソーセージ、はたまたおにぎりなんてのもありました。もちろんカレーも。
初めて行った海外のサクララウンジ。
どんな感じかなと思って行きましたが、内装や雰囲気に関しては、他のサクララウンジと遜色ないですね。
もちろん羽田や成田ほど大きくはありませんし、フードの数も劣ります。
それでも、日本の食べ慣れたものを頂けるのなら、行く価値はあるのではないでしょうか。
他にもキャセイパシフィック航空のラウンジに訪れています。
この後はJAL32便に搭乗しています。