修行僧ぷってんの雑記

移動メインのトラベラー

マレーシア航空788便 クアラルンプール~バンコク

クアラルンプールに戻った後は、ホテルで1泊し、翌日クアラルンプール国際空港へと向かいました。

 

こちらの続きです。

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ビジネスクラスチェックインを利用してあっさりチケットを出してもらい、不思議なほどガラガラな出国審査を終え、この後はラウンジへ。

 

その様子は別記事でまとめてあります。

 

 

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出発40分前になり、搭乗口へ。

 

バンコク行きはH8ゲートですが、なぜかゲートが空いていません。

隣のH10ゲートと共通で保安検査をしています。行き先は忘れましたが、確かマリンドエアと共通でした。

 

当然これでは客をさばききれないので、こんな有様。

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私がやってきた出発40分前ぐらいに、バンコク行きのためにようやくH8ゲートを開けたみたいです。

 

だったら1時間前集合なんてやめちまえって思うのは私だけでしょうか。

 

出発30分前から搭乗を開始するのは律儀に守ったので、結局出発は定刻通りの12:20過ぎだったのが幸いです。

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搭乗率は7割ほど。予想に反して少ないです。

私の列だけでなく、ほとんどの列で隣席ブロックがなされていました。これはありがたい。

 

タキシングの最中に、お役御免になった飛行機たちが見られるのもクアラルンプールならでは。

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プッシュバックから10分で離陸。

相変わらずこの空港は、動き出してからはスムーズなんですよね。

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離陸して20分ほどで、早速機内食が出てきます。とにかくマレーシア航空さんはスピードが速くていい。

 

味は普通にいけます。

 

進路を北に向けているMH788便は、昨日行ったペナン島の上空あたりを通過しますが、クアラルンプール国際空港からの所要時間は40分ほどです。

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行程の半分あたりで、眼下に広がる国がマレーシアからタイに変わります。

 

それにしても、クアラルンプールからバンコクって意外と遠いんですね。

飛行機で行っても2時間かかりますし。

 

機内食を食べてしまえば、あとはのんびりタイム。バンコクまでの時間を誰にも邪魔されることなく過ごせます。

 

離陸から1時間半ほどして、降下を開始し、地上が近づいてきます。

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天気はあまりよろしくなさそう。

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多少揺れましたが、ほぼ定刻にバンコク・スワンナプーム空港に着陸しました。

 

 

クアラルンプールの地上が「アレ」過ぎたので、一時はどうなるかと思いましたが、結局は定刻に出発し到着したのでよしとしましょう。機内については、特に言うこともありません。

 

ただですね……

ゲートを指定したなら、そのゲートではきっちり職員をつかせて保安検査するべきだと思うんですよね。

 

仮に、ゲートを開けていてそれでも遅延したら、それはもうどんまいって感じですし、特に文句はありません。私はそんな程度では怒りません。

 

しかし、ゲート1列で2便分の保安検査をやるのは、明らかに無理があると思いませんか。

こんなんで遅延したら、普通にイラッとしますよ。なんのための1時間前集合なのかと。

 

わざわざめんどくさい「搭乗前保安検査」を客に強いていて、なおかつ1時間前集合を要求しているわけですし、せめて「ゲートを開けている」というパフォーマンスはした方がいいと思うんです。

 

そう思うのは贅沢な話でしょうか。

 

 続きます。

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クアラルンプール空港 マレーシア航空リージョナルラウンジ

クアラルンプールのラウンジと言えば、サテライトターミナルにあるマレーシア航空のゴールデンラウンジが有名で、大体の人はそっちを利用します。

 

しかし、メインターミナルの方にもマレーシア航空のラウンジは存在します。

 

 

それが今回訪れた、「マレーシア航空 リージョナルラウンジ」です。

 

今回はバンコク行きに搭乗する予定なので、こちらのラウンジを利用しました。

 

※こちらのラウンジを利用したのは、2017年3月時点です。

その後リニューアルされていますので、情報は古いですがご了承ください。

 

 

メインターミナルにある2秒で終わる保安検査を通り抜けた後、エスカレーターで上のフロアに上がり、チケットを見せます。

 

いざ入室。

 

ラウンジに入ってすぐ、池が出迎えてくれます。

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開放的な窓と座席。

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窓からは飛行機もちゃんと見えます。

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少し狭く感じますが、詰め込み仕様ではないのでこれで十分です。

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キッズルームもあるのは意外でした。

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フードの数も特に申し分なし。

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今回、バンコク行きに搭乗することもあって、搭乗口により近いこちらのリージョナルラウンジを利用しましたが、必要最低限の設備はありますし、こちらのラウンジでも十分だと感じました。

 

がっつりとした食事を希望するなら、サテライトターミナルのゴールデンラウンジに行けばいい話ですし、リージョナルとサテライトとで、しっかりと棲み分けがなされているように感じます。

 

 

出発40分ほど前になったので、搭乗口に向かいました。 

 

 

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バスでバターワースからクアラルンプールへ

前回、マレー国鉄の列車が満席で、バス移動を思いついた所からの続きです。

 

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バスターミナルは本当にすぐそばにあって、駅から見えるぐらい近いです。

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チケットカウンターが集まったブースがあるので中へ。

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呼び込みのおばちゃんが「KL!KL!KL!」と連呼して、お客を勧誘していました。

※KL=クアラルンプールのこと

 

一旦それを無視し、ある程度候補を見て回りました。

 

ただ、あんまり違いがわからなかったので、先ほどの呼び込みのおばちゃんからチケットを求めます。

 

クアラルンプールまでの料金は45リンギット。日本円で約1150円。

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チケットを受け取ったのが13:30ごろ、出発時刻は14:45だったので、1時間ちょっと待ちぼうけを食らいます。

 

周辺には何もなかったので、駅前の露店でキンキンに冷えたスプライトを2リンギット(日本円で約50円)で購入し、おとなしく待機。

 

 

さて、出発時刻の14:45になってもバスは現れません。同じクアラルンプール行きのバスを待つ人達も、あからさまに焦り始めます。

 

15:15ごろになって、とあるおっちゃんが「クアラルンプール行きの客はこっちに来い!」というので、とぼとぼと歩き始めます。

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本当にこのバスで合ってるのか不安でしたが、どうやら合っていたようです。

チケットを見せ、バスの中へ。

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最終的には15:30ごろに出発したので、この時点で45分遅れています。前途多難ですね。

 

バターワースからクアラルンプールまでは300kmちょっと離れており、かなりの長旅になります。

 

途中の景色は基本的にジャングルなので、かなり退屈です。

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2時間ほど眠ったでしょうか。ガソリン補給ついでにトイレ休憩が入ります。

 

マレーシアに1度でも訪れた事がある人なら知っているでしょうが、マレーシアのトイレってちょっと特殊なんです。

 

それは、トイレットペーパーがないこと。

 

備え付けのホースで何もかもを洗うんです。

 

宗教観の違いなのですが、私はノーサンキューなので、トイレに行くまいと決心し、昼ごはんを食べていません。

 

 

時刻はこの時すでに17時半。空腹の限界が近づいてきますが、手元のグミで空腹をごまかします。

 

20分ほどのトイレ休憩を終え、バスは再びクアラルンプールに向けて南下します。

 

だんだんと日が沈み、暗くなってきますが、相変わらず景色は退屈。途中何度か渋滞にはまり、テールランプが数珠繋ぎになります。

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トイレ休憩から3時間ほど経った20:30ごろ、高速のとある料金所を通過。クアラルンプールがすぐ近くになってきたことを実感します。

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結局KLセントラルに着いたのは21:00ごろでした。バターワースを出発してから、すでに5時間半が経過しています。

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正直言って疲れました。

鉄道だと仮にバターワース13:30発の列車に乗れた場合、KLセントラル駅に17:35に到着します。

今回のバスはバターワース14:45発の予定が15:30発に変更され、さらに5時間半揺られて21:00に到着しています。疲れるのも当然です。

 

※鉄道だと80リンギット(日本円で2000円ちょっと)かかるのと、1日5本しかないのが難点です。

 

まあそれでも、当日中にクアラルンプールに戻ってこれたのはラッキーでした。

 

安心しきった私は、駅ナカのバーガーキングで晩ごはんを済ませ、ホテルへと向かいました。

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こちらに続きます。

 

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バターワースで予想外のトラブル

フェリーに乗って15分ほどでしょうか、ペナン島の対岸の町、バターワースに到着しました。

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ここからバターワース駅に行きます。

 

 

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この続きです。

 

案内標識の「KTM」というマークに従い、改札前のカウンターへ。

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ここでチケットを求めます。

 

私「KLセントラルまで大人1枚」

駅員「今日はもう全部売り切れだよ」

 

えっ?と思って、思わずもう1度聞き直しました。

私「本当にないの?」

駅員「ないよ」

 

これは困りました。

 

実は、出発の3日前からマレー国鉄の予約サイトを見て、座席の有無を確認していたのですが、なぜかサイトからは1両分しかシートマップが確認出来ないという有様。

 

思えばこれがフラグだったのかもしれませんが、「当日駅で座席解放してくれるオペレーションなのか」と勝手に勘違いしていました。

 

来る時間が遅かったのかはわかりませんが、KLセントラル行きはもう1本あるのに、それも満席らしいです。うーむ。

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しばらく立ちつくした後、「そういえばバスという手段があったよな」と思い出し、先ほどの駅員に場所を訪ねました。

 

どうやらバスターミナルは、下の階に位置するそう。

 

少しだけ希望が見えました。

 

私は逃げるようにバターワース駅を後にし、バスターミナルへと急ぎました。

 

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ジョージタウンを観光してみた

この記事の続きです。

 

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翌朝。

 

ジョージタウンを観光するために、少し早めに起床し、街へと繰り出しました。

 

天気は曇りがちで、海もあまり綺麗に見えません。

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観光する分には、多少曇っていた方が私にとっては都合がいいのですが、やっぱり綺麗な海は見たかったです。

 

今回、ジョージタウンの観光地はすべて徒歩で回りました。

 

まずはセントジョージ教会へ。真っ白で綺麗な建物です。

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これは観音寺です。

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観音寺周辺は中国式の建物が立ち並びます。

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大量の鳥さんたち。

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それとのらねこ。

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これはカビタン・クリン・モスク。1801年に建てられたそう。

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とまあ、おわかりいただけると思いますが、建築物だけ見ても、この街は全く整然とされておらず、さまざまな文化が融合されて構成されています。

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最後に時計台とコーンウォリス砲台を見に行きました。

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だいたいの観光地は見て回ったので、クアラルンプールに帰ることにします。

クアラルンプールまでの移動手段は、主に「飛行機」「鉄道」「バス」の3つです。

 

飛行機は値段が高かったのでパス。今回は鉄道を利用することにしました。

 

しかし、ペナン島には鉄道が通っていないので、フェリーで対岸の「バターワース」という町に向かうことになります。

 

ペナン島からバターワースまでのフェリー料金はなんとタダです(その逆は有料らしいです)

 

まずはフェリーターミナルへ。

 

場所は時計台から近い方ではなく、奥のフェリーターミナルを利用することになります。

※こっちのターミナルではありません

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商店街のような店通り過ぎ、乗船口へ。

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料金は無料なので、フェリーに乗り込んだ後は、好きな席に座ってOK。

 

13:00ごろ、フェリーは動き始め、ゆっくりとジョージタウンを離れていきます。

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続きます。

 

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ローカルバスでペナン空港からジョージタウンへ

ペナン空港で無事に両替出来た所からの続きです。

 

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ペナン空港からジョージタウンの市街地まではかなり離れていて、バスかタクシーを使うしかありません。

 

私はバスを選択。

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バスターミナルの表示がなく、一瞬戸惑いましたが、下の画像奥あたりにバスが止まっているあたりがバスターミナル(というかバス停)です。

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時刻表なんてものがあるわけもなく、手を挙げてバスに止まってもらい、前から乗車することになります。

 

料金は距離によって変わります。2.7リンギットあればジョージタウンの中心地に行けます。おつりは出ませんので注意。

 

※記事公開時に「料金は均一」とうそをつきました。実際は距離によって値段が変わります。また、3.4リンギットではなく2.7リンギットです。

 

今回乗車したバスは「401E」系統と、どうやら速達タイプのものだったらしいです。とりあえず「401」か「401E」系統のバスに乗ればOKです。

 

私を乗せてすぐ、ドアが閉まって出発。

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時刻は22時を回っているのにも関わらず、道は渋滞気味。本当に着くのかと心配になるほどです。

 

空港を出発して40分ほどして、ようやくジョージタウンの市街地に入ってきます。

 

ちなみに、ジョージタウンには「コムター」と呼ばれる、巨大な円柱が目印のショッピングモールがあります。

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※写真は翌日撮影したものです。

 

空港からのバスはコムターの近くを通り、なおかつ止まってくれますし、街歩きの時も、コムターを目印にすると、方角がわかるので結構便利です。

コムター万能説。

 

そのコムターには空港から50分ほどで到着しました。

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市街地をブラブラ歩いてみますが、人通りは少なめ。

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街も全体的に暗いです。

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この後はホテルにチェックインし、翌日に備えました。

 

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ペナン空港に到着して早々慌てたお話

ペナン空港に無事到着したところからの続きです。 

 

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ペナン空港はどんな空港かと思っていましたが、思ってたよりも随分綺麗でした。舐めてごめんなさい。

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実はこの時点で、私は1つ大きなミスを犯しています。

 

それは「両替忘れ」です。

 

 

クアラルンプール乗り継ぎの記事を考えるのに夢中で、手元に1リンギットも持っていないことに、マレーシア航空1166便の中で気づきました。

 

※リンギットはマレーシアの通貨。1リンギット=約26円

 

この後、ジョージタウンまでバスを利用するつもりだったのですが、1リンギットも持っていないと、当然バスには乗れません。

 

「しょうがない、ペナン空港で両替すればいいや」と考えていましたが、なかなか銀行が見当たりません。

 

 

到着フロアの1階をくまなく探しましたが、全く見つからなかったので、係員に尋ねると、出発フロアの2階にあるのだそう。

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出発フロアにしか両替所がないのか、どういう理由かはわかりませんが、利用客にとってはかなり焦ります。

 

 

※しかも、ペナン空港は「国際空港」なので、シンガポールやインドネシアなどからも飛行機がやってきます。

国際線を利用した乗客にとって、到着フロアに銀行がないと不便だと思うんですが、大丈夫なんでしょうか。

 

 

 

まずはエスカレーターを上がって2階へ。

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フードコートエリアを通り抜け、

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出発カウンターの手前、歩いてきた方向から見ると右手に銀行がありました。

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営業時刻は22時まで。ギリギリセーフです。

 

ここで3000円分両替しました。これで生きていけます。

 

 

そしてバスに乗るべく、再び1階の到着フロアに戻りました。

 

続きます。