ルフトハンザ989便 アムステルダム〜フランクフルト
ルフトハンザドイツ航空といえば、スターアライアンス創設期から所属している航空会社です。
私はJALのサファイア会員(=ワンワールド上級会員)なので、普段スターアライアンスには乗りません。
が、どうしてもルフトハンザに乗らないと旅程がスムーズにいかなかったため、ここから4便連続でスターアライアンス(というかルフトハンザグループ)に搭乗しています。
旅程としてはこちらの続きになります。
まずはアムステルダムからフランクフルトへ向かうことにしました。
まずはチェックイン。
ボーディングパスは、カウンターでは「一切」発行してくれず、 必ずチェックイン機で発行する必要があります。それ以外はほかの航空会社の手順と大して変わりません。
ここでチケットを2枚出してもらいます。
このアムステルダム・スキポール空港は建物が1つしかなく乗り換えに便利で、また娯楽施設も多いという理由で、結構評価をされています。
確かにわかりやすいっちゃわかりやすいですが、遠くの搭乗口に行くとなると、建物が1つしかない分、どうしても移動に時間がかかるのがネック。
また、施設が豊富とは言いますが、保安検査を通過してしまえばほかの空港とあまり大差がないのではないのかと感じてしまいました。
保安検査に結構時間を取られるのもマイナスポイント。
通過に20分前後かかりました。
その原因は、アメリカではおなじみの「あの機械」が採用されているからです。
ただ、靴は脱がなくてもセーフでした。
いくら偉い人が「便利」と言ったところで、真の意味で「便利」な空港というのは存在しないなという感想を抱きました。
※その最たる例がシンガポール・チャンギ空港です。理由は行けばわかります。
私は「あの空港の雰囲気」以外嫌いです。
話を戻します。
今回搭乗するのは、アムステルダム11:05発、ルフトハンザ989便です。
機材は安心安全のA320-200。
さっそく乗り込みます。
通路が1本しかないナローボディ機は、どうしても搭乗に時間がかかってしまいがちで、この便も御多分に漏れず時間がかかります。
かなり時間がかかったので、乗客は多めかと思いきや、案外そんなことはありませんでした。だいたい7割程度。足元も思いの外広いです。
隣は空席だったので、今回はラッキーなことにビジネスクラス誕生です。
※ヨーロッパ域内の「ビジネスクラス」というのは、座席はエコノミーと変わりませんが、真ん中の席を「絶対に空席」としてゆとりを持たせることで、エコノミーとの差をつけています。
つまり、エコノミーで予約して隣がたまたま空席の場合、座席だけはビジネスクラスに乗っているのと変わらないという事です。
全員が搭乗し、セーフティーデモが終わっても、飛行機は動き出しません。
もはや慣れましたけどね。
窓の外では、翼についた氷?雪?を取り除く作業がなされていました。
20分経ってようやくプッシュバック。
だらだらとタキシングして、15分ほど経ったころ、滑走路がクロスする交点の手前で、飛行機は突如停止。
なにかと思えば、目の前をユナイテッド航空シカゴ行きの便が離陸していったのです!
あんな間近で離陸するところを見たことがなかったので、とても興奮しました。
あれは本当に迫力がすごかったです!
そして次にスカンジナビア航空の飛行機がやってきましたが、今度はそちらを差し置いてこちらが離陸。
ルフトハンザ航空989便はもともとフライト時間が短く、定刻でも1時間程度で到着します。アムステルダムーフランクフルトは、羽田ー伊丹より距離的に近いんです。
CAさんも大急ぎでサービスを開始しました。
離陸してから約15分で機内食サービスとドリンクサービスがまとめてやってきました。
これは相当早い部類に属すると思います。
サンドイッチもコーヒーも、普通においしかったです。
そろそろ降下かなというころ、ドイツの街並みが見えてきます。
基本天気が悪いヨーロッパで、ここまで街が見えるのは珍しい方だと思います。
最終的に、15分遅れでフランクフルト空港に着陸しました。
フライト時間が短いと、遅れを取り戻すのはやはり難しいですね。アムステルダムでの遅れをそのまま引きずった形になります。
フランクフルトに来たのは、ダブリン行きの便に乗り継ぐためですが、目的はそれだけではありません。
ではなぜフランクフルトに来たのか?
それはまた次回の話に。