JAL2009便 伊丹~新千歳
北半球エコノミー1周旅行はもうちょっとだけ続きます。
これらの続きです。
ラスト2本目はJAL2009便、札幌新千歳行きです。
機材はB737-800。
今回も優先搭乗の権利を行使し、先に機内へ。
隣席ブロックがなされているからか、この程度の足元でもある程度のゆとりは確保されます。
搭乗率は7割ほどと、そこまで多くないです。
定刻では15:25出発ですが、若干早めにプッシュバック。
10分ほどで離陸します。
大阪市の景色が眼下に広がり、
生駒山地も見えてきます。
まっすぐ日本海に向けて北上していくかと思いきや、しばらく東へ進み続けました。
遠くに木曽三川も見えてきたほど。
岐阜県上空あたりから進路を北に向け、まっすぐ千歳に向かいます。
ドリンクサービスではコンソメスープをいただきました。
JALは、機内Wi-Fiが無料で使えるので、上空でもある程度暇つぶしが可能です。
※しかも「ずっと」無料になったらしいですね。
搭乗日時点では、まだ期間限定のキャンペーン扱いでした。
ちなみに、私はTwitterで友人とやりとりしたり、ビデオを見ていました。
そうこうしていたら、到着30分前のアナウンス。
そこからあっさり着陸態勢に入り、定刻よりやや早めに新千歳空港に着陸しました。
訪れたのが2月なので、まだ雪が積もっています。
この後は千歳のサクララウンジへ訪れ、いよいよ北半球エコノミー1周旅行のトリを飾る便に搭乗します。
続きはこちらへ。
伊丹空港 JALサクララウンジ
JALの国内線サクララウンジは、キャンペーンのおかげで非常にアクセスしやすいことで有名ですが、羽田空港以外のサクララウンジは利用したことがありませんでした。
※当時の話です。那覇のサクララウンジは日程的にこの記事よりも後に訪れています。
というわけで、伊丹空港を利用したついでにサクララウンジに初潜入しました。
入り口で搭乗券をスキャンし、入室する流れは羽田空港と一緒。
いざ中へ。
最近ではアメックスやBAマイルの関係で大阪に行く人も多いので、この光景を見る人も多いかも。
意外と部屋は広いんですね。
…いやーほんとに書くことないんですよ。
どこに行っても、国内線サクララウンジは「ドリンクバー」と「ビールサーバー」と「充電コンセント」しかありませんし。
30分ほど充電して、搭乗口へと向かいました。
フィンランド航空77便 ヘルシンキ〜関空 〈後編〉
前編からの続きです。
いざ寝ようとしましたが、前の乗客がリクライニングを全力で倒したので、元々狭い足元がさらに狭くなり、どうにも寝付けません。
(この個人用モニターの角度でお察しください)
結局2時間ほど眠ったのち、諦めて映画を見ることにしました。
映画「the accountant」と「Doctor strange」の2本見ましたが、両方とも面白かったですね。
そして、やっぱりあったこの映画。
ビジネスクラスの乗客「もしかして」
狭いエコノミーで悶えてる私「私たち」
2人「入れ替わってる〜!?」
とはならないでしょうか。出来るもんならなって欲しいです。
なんだかんだしていたら到着3時間前。窓の外には日の出。
出発の時から気になっていたのですが、最短距離で日本に向かうとすれば、間違いなく「あの国」を突っ切りますよね?
そんなことするのか?
って思っていましたが、どうやらこのあたりで飛行機が進路を南に変えたようです。
まあさすがに避けるよね…って考えていた矢先、CAさんから「ただいま機内で急病人が発生しました。お医者様がいらっしゃいましたら…」というアナウンスが入りました。
こんなことは人生で初めてだったので、どうするんだろう?って疑問に思っていました。
てっきり北京あたりに着陸するかと思いましたが、何事もなかったかのようにスルー。
結局大丈夫だったということでしょか。
北京上空を過ぎれば進路を東へ。
着陸まで残り2時間ほどで韓国上空を通過。そして朝食がサーブされます。メニューは全体的にあっさり目。
このあたりから、シートのリクライニングを戻すように指示が入ります。
着陸30分前に機内販売終了のアナウンスがなされます。
日本はもうすぐそこです。
10分後にベルト着用サインが点灯。
その後かなり左右に揺れましたが、なんとか無事に関空に着陸。
久しぶりに日本に帰ってきた私を、タイ国際航空のB747が迎えてくれました。
今回の便の感想としては、エコノミーのシートピッチが78cmはやっぱり狭い。それ以外は特に文句ないですね。
「シートピッチ?気にしたことねえ!」ってどこかのブログで言ってた人もいますけど、やっぱり狭いもんは狭いです。それとも缶詰に慣れてるからですか?って感じ。
身長175cmの私ですら狭いと思うほどですから、大柄な人にはちょっときついかも。
この後は伊丹へ乗り継いだ後、国内線に乗り込みます。
もう少し旅は続きます。
フィンランド航空77便 ヘルシンキ~関空 〈前編〉
ワンワールド全制覇を妄想してみる
私は普段JALユーザーですが、JALばっかり乗っていても飽きがきます。
というわけで、最近では変化をつけるために、ワンワールドに所属する他の航空会社を利用したりしています。
ワンワールドには
・エアベルリン
・キャセイパシフィック航空
・日本航空
・マレーシア航空
・ロイヤルヨルダン航空
・アメリカン航空
・フィンランド航空
・LATAM航空
・カンタス航空
・S7航空
・ブリティッシュエアウェイズ
・イベリア航空
・カタール航空
・スリランカ航空
の15社あり、この中で私が乗ったことがない(あるいは今年中の搭乗予定がない)のは、
・エアベルリン
・ロイヤルヨルダン航空
・LATAM航空
・カンタス航空
・S7航空
・スリランカ航空
の6社です。
思ったよりも少ないですね。全体の半分以下。
これらをどうやって乗るかですが、
・エアベルリン→欧州域内での利用
・ロイヤルヨルダン航空→バンコク〜香港などの以遠権路線を利用
・LATAM航空→フランクフルト〜マドリードの以遠権路線を利用
カンタス航空→オーストラリア行き、あるいはドバイ〜ロンドン間での利用
・S7航空→成田or関空〜ウラジオストク間で利用
・スリランカ航空→KUL発券の合間に使えるかな?
というような妄想をしています。
以遠権を駆使すれば、ワンワールドは北半球を1歩も出ずに、所属する全てのキャリアに搭乗出来てしまうんですよね。
※「拠点空港に行かないで制覇したと言えるのか?いやそんなことはない」という縛りをつけるとすれば、シドニーとサンティアゴに行かなければならず、南半球へ足を踏み入れる事になってしまいますが…
そんなに大変な事ではなさそうなので、近いうちに達成したいなあって思います。
追記:A380も全制覇を妄想してみました。
ヘルシンキ空港とフィンエアーラウンジ訪問
フィンランド航空804便でヘルシンキに到着したところからの続きです。
ヘルシンキ空港はコンパクトであることがウリで、乗り継ぎが非常に便利なことで有名です。
「という事は、乗り継ぎにそこまで時間がかからずに、ラウンジに快適に長く滞在できるのではないか」
そう思って実際に利用してみましたが、私のケースではそんな事ありませんでした。
まず、出国審査でめっちゃ渋滞します。
なにせ、ヨーロッパ各地から来た乗客がこのヘルシンキに一斉に集い、アジア各地にまた散っていくんです。
フィンランドはシェンゲン協定に加盟しているので、欧州のシェンゲン協定加盟国からの移動には、パスポートチェックは必要ありません。
ところが、フィンランドから先のアジア諸国には、シェンゲン協定なんてものは存在しません。
つまり、ここで出国審査を受けなければならないんです。
絶対に避けられない関所みたいなものですね。
この「関所」の数が利用客のわりに少ないので、とても渋滞します。
※訂正 コメントでご指摘があった通り、シェンゲン協定加盟国から非シェンゲン協定加盟国へ向かう際、保安検査はありません。 日本からヘルシンキ経由で来た友人の話と混同しており(日本発だと、ヘルシンキで入国審査→保安検査があります)、これを勘違いしたまま記事にしていました。大変失礼しました。
途中から係員が増員されてスムーズになりましたが、それでもトータルで20分かかりました(これは入国審査の話です)
すでにこの時点で時刻は16:30を過ぎています。
駆け足でラウンジに向かい、急いで中へ。
ラウンジの利用者はとても多く、「ショッピングモールのフードコートで、家族連れが空席をさまよい歩く光景」となんら変わりありません。
正直言って、この状態だとここで落ち着くのは無理だと思った方がいいです。
※一応ファーストクラスラウンジもあるみたいですが、JMBサファイアでは入室できません。今回はビジネスクラスラウンジを利用しています。
フードもそこまで充実しておらず、軽食をいただける程度でした。
飲み物はコーラです。ワインじゃないです。
もう少しこのラウンジをゆっくり見たかったのですが、時間の関係で断念。
再訪を誓いつつ、20分足らずで外に出て搭乗口に向かいました。
フィンランド航空804便 ミュンヘン~ヘルシンキ
北半球エコノミー1周旅行も、ようやく終盤に入りました。
今回の旅行では、大きく分けて4つのチケットを利用しています。
その4つとは、
1.日本~北米(日本発券)
2.アメリカ発券(なおかつ片道発券)で欧州へのポジショニング
3.欧州域内での移動
4.欧州~日本(欧州発券)
で、これからは4.の欧州発券にあたる部分です。
こちらの続きです。
その記念すべき第1便目は、フィンランド航空804便ヘルシンキ行きです。
JALユーザーは、ミュンヘンから日本への帰りの足として使ったことがある人がいるかもしれません。
ただし「フィンランド航空804便」は運航する航空会社の便名であり、実際には「JAL6826便」として予約し、搭乗しています。
これで、「JAL便に搭乗した扱い」になり、400FOP加算されます。
↓フィンランド航空の航空券はこちらから。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
ミュンヘン空港のチェックインはそこそこ並んでいたので、友人はエコノミークラスカウンターで順番待ちをしている間、私だけ先にチェックインを済ませ、写真撮影をしていました。ごめんねマイフレンド。
保安検査をさっさと済ませ、ラウンジへ。
この様子は別記事でまとめてあります。
ラウンジを出たのが搭乗30分前と、かなりぎりぎりだったので、急いで搭乗口へ。
どうやら最後の方の搭乗だったみたいです。
機材はA321。これまでA320ファミリーに5本連続で搭乗しましたが、この6本目でラストです。
ヘルシンキでの乗り継ぎの利便性がいいからか、機内はほぼ満席。
日本人の顔もちらほら見受けられます。
乗客は多いものの、スムーズに全員が機内に収まり、定刻より早いミュンヘン時間11:50ごろにドアが閉まりました。
15分ほど待ってプッシュバック。
すぐさまセーフティーデモが始められます。当然実演タイプ。
12:20ごろ、無事離陸しました。
眼下には次第に雪景色が広がり始めます。
ここまで地上が見えるのも久しぶりです。
ちなみに、フィンランド航空は機内Wi-Fiサービスというものが存在せず、なおかつ個人用モニターも存在しないので、結構暇なんです。
これに関しては、明らかにルフトハンザやイベリアエクスプレスより劣っている点でしょう。
暇なので、機内誌をぱらぱらめくることにしました。
沖縄特集がされていました。
また、フィンランド航空は機内食(軽食)が有料です。
私はラウンジで結構食べたのでこれに関しては無問題ですが、ノンステータスの人は注意するべきですね。
なにせ、ミュンヘンからヘルシンキまでは定刻で2時間半かかるんです。ミュンヘン空港でしっかり食べておく事をおすすめします。
さすがに(?)ドリンクは無料なので、私はコーヒーをチョイス。
順調に北に向けて進路を取っていましたが、なかなかヘルシンキに近づきません。
やがてCAさんが、乗り継ぎがギリギリの人達に向けての案内を始めました。
定刻だとヘルシンキ時間で15:35に着陸ですが、15:30になっても一向にベルト着用サインが点灯しません。
それでも徐々に降下を開始し、5分後にベルト着用サインが点灯します。
結局約15分経って、15:50に着陸しました。
わかりづらいですが、フィンランド航空の航空機が並びます。
この後は1時間30分の乗り継ぎの後、いよいよ日本への帰国便に搭乗します!