ゼミ合宿でシンガポールへ~スクート説明編~
前回、LCCという強力な敵が現れたことで、一気に現実味を増したLCC利用でのシンガポール行き。
あれからどうなったのか。
結局「スクート」になりました。
レガシーの半分強の値段で行けるとあれば、さすがに勝ち目はありません。
私はあんまり全然乗り気じゃないです。
そもそもスクートってなんぞや?と思う人がいるかもしれませんので、軽く説明しておきますね。
スクートはシンガポールに拠点を置く格安航空会社です。最近ではアテネにも新規就航したことでニュースになりましたね。
機材はすべてB787で統一されていて、いわゆる「ハズレ機材」というものがありません。
※「多少古いor揺れる」といったことはあるかもしれませんが、日本ー台北線の中でも成田発着便だけ露骨にナローボディ機材をぶちこみ、ビジネスクラスを自称する某社のようなことは起きない、という意味です。
ちなみに標準座席のシートピッチは78cm。数字で見るならフィンランド航空と同じです。
これ、意外とLCCの中ではワイドな部類で、他社はだいたいが70cmらしいので、ある程度ゆとりが確保されるのはうれしいところ。
特徴は黄色。サイトも黄色が主体で構成されています。
また、スクートはシンガポールが本拠地なので、当然シンガポールまで行きますが、直行便ではなく経由便で結んでいるのが特徴です。
日本には、「成田」「関西」「札幌(千歳)」の3空港に就航しています。
それぞれスケジュールは…
TZ291便 成田10:00発→バンコク(ドンムアン)13:50着
バンコク(ドンムアン)15:50発→シンガポール19:15着
TZ292便 シンガポール22:20発→バンコク(ドンムアン)23:45着
バンコク(ドンムアン)(翌)0:45発→成田8:50着
TZ201便 成田12:15発→台北(桃園)14:45着/15:45発→シンガポール20:35着
TZ202便 シンガポール0:45発→台北(桃園)5:40着/6:40発→成田10:55着
TZ287便 関西16:30発→高雄18:40着/19:50発→シンガポール(翌)0:05着
TZ288便 シンガポール6:00発→高雄10:20着/11:30発→関西15:30着
TZ215便 札幌20:10発→台北(桃園)23:10着/(翌)0:10発→シンガポール4:55着
TZ216便 シンガポール6:15(土曜日は5:55)発→台北(桃園)11:00着/12:00発→札幌16:55着
※(翌)=翌日を表す
ざっくり説明するとこんな感じ。
※運賃形態は他のLCCと同じようなモデルなので省略します。
そんなスクートでもあまり乗り気になれない理由がいくつかあるので、次回もう少し説明したいと思います。
マレーシア航空1166便 クアラルンプール~ペナン
JL723便でクアラルンプール入りした後は、入国審査を済ませ、ラウンジでくつろぎ、初のマレーシア国内線に乗り込みます。
これらの続きにあたります。
今回搭乗するのは、マレーシア航空1166便ペナン行き。
機材は安定のB737です。近中距離路線では絶対この機材以外ありえません。
かつてスカイトラックスに5スター認定された栄光はどこへやら。
集合時刻45分前に搭乗口に向かいましたが、まだボーディングは開始されておらず。
少し早めに来すぎたようです。
結局19:45にボーディングが開始され、飛行機の中へ。
座席配置は3-3。がらっがらです。全部で3割もいないでしょう。利用客はほぼ前方席で固められており、後ろの方には人がいません。
足元はこんな感じ。ほとんどLCCみたいなもんです。
それでも通路側にアサインされ、隣に乗客がいるのはなぜなんでしょうか?
まあ、1時間もかからないフライトですし、飛んでいる間も外は真っ暗闇なので、特に文句はありません。
搭乗率がこんな状況なので、通路が1本でもあっさり全員機内におさまり、さっさとドアを閉めて定刻の20:15よりも早くプッシュバック。
機内が暗くなり、タキシング。
20:20には離陸したので、かなり早いですね。
待たされずに済むのはありがたいです。
シートベルトサインが消えた瞬間、機内が明るくなりCAさんがあわただしく動き始めます。
離陸から10分ほどでオレンジジュースとピーナッツが配られます。このスピード感はいいですね。
安定飛行を始めて30分ほど、20:50ごろにシートベルト着用サインが点灯。
着陸態勢に入ります。
定刻ではペナン空港に21:15に着陸ですが、この日は10分早めに着陸しました。
マレーシア航空の国内線には初めて乗りましたが、特に可もなく不可もないフライトでした。そもそも2000円程度ですし、気にならないです。
続きます。
JAL723便 成田~クアラルンプール(2017.3)
私は、去年からクアラルンプール発券をこなしていて、今回の旅行では、クアラルンプールに戻りつついろんな所へ足を延ばしました。
今回はペナン島を観光することにします。
まずはJAL723便でクアラルンプールに戻ります。
東京(羽田・成田)からクアラルンプールへの直行便は、ANAが2往復、マレーシア航空が2往復(うち1往復は毎日運航ではない)、そしてJALは1往復運航しています。
つまり、東京からクアラルンプールへ、直行でなおかつJAL運航便で行こうとすれば、確実にJAL723便を使うことになります。
同じワンワールドのマレーシア航空利用という選択肢も存在しますが、マレーシア航空のクアラルンプール行きは成田10:30発と若干早いのが難点かなと。
一方、JAL723便は成田11:05発(当時)と若干遅めで、自宅から成田まで2時間かかる私にとってはありがたい選択肢となっています。
午前9時。第2ターミナルのチェックインカウンターで2枚の搭乗券を発行してもらいます。
1枚目は成田~クアラルンプールのJAL723便のチケット。
2枚目はクアラルンプール~ペナンのMH1166便のチケットです。
別切りで発券しましたが、両方とも成田で出してもらえました。
これで乗り継ぎの時に楽になります。
JMBサファイアの威力を発揮して、ガラガラの保安検査を済ませ、トータルで10分もかからずに出国。
搭乗まで1時間半ほどあったので、「サクララウンジ」へと向かいました。
その様子は別記事にまとめてあります。
ラウンジでの滞在を終え、いざボーディング。
意外と乗客の数は多くなく、7~8割程度の搭乗率でした。
隣が空いている列も存在したほどです。
それでもプッシュバックが始まったのは、定刻から10分遅れの11:15ごろでした。
窓の外にはイベリア航空の飛行機が。
その後も、だらだらとタキシングを続け、11:40ごろ離陸。
ぐんぐん高度を上げ、まっすぐ太平洋を目指します。
ベルト着用サインが消え、CAさん達が動き始めます。
離陸して25分ほどでおしぼりが配布され、手持ちぶさたな時間に突入。
その20分後にドリンクとおつまみが配布されます。
離陸から1時間15分ほどで、ようやく機内食がやってきます。
今回はチキンを選択。
食後に「ハーゲンダッツ」のアイスクリームが配られるのが相変わらずうれしいですね。
機内食を食べ終えてもまだこのあたり。クアラルンプールはまだまだ先です。
おなかがいっぱいになったので、1時間半ほど仮眠を取りました。
起きた後は、映画を見つつ時間をつぶします。
到着1時間ほど前になったので軽食が配られます。中身はヘーゼルナッツケーキだそう。普通に美味しかったです。
このあとは機長のアナウンスが入り、15分ほどで着陸態勢に入ります。
特に揺れることもなく、クアラルンプール国際空港に到着。定刻より10分早着でした。
このあと入国審査を受けた後、最終目的地のペナン島へと向かいます。
成田空港 JALサクララウンジ(サテライト側)
成田空港にはサクララウンジが2つあり、本館側とサテライト側にあります。
今回はサテライト側のサクララウンジを利用しましたので、その様子をまとめてみます。
場所は91番ゲートの向かい側です。
ファーストクラスラウンジとサクララウンジは同じ入口から入室することになります。
さっそく中へ。
ファーストクラスラウンジは入口と同じフロア、サクララウンジは1つ下のフロアにあるので、サクララウンジ利用者は、階段やエレベーターを利用して下の階へ行きます。
ラウンジの中はかなり明るく、開放感抜群。窓側に向けて独立した座席も用意されています。
窓の外から飛行機も見えます。JAL機ばっかりですけど。
フードもそれなりに充実していますね。ドリンクもアルコールがちゃんとありますし、当然ご自慢のカレーもありますよ。
椅子の数が結構多めなので、このラウンジが満席になるような事態はそうそう起こらないと思います。人も少なめですし。
人が少ない分落ち着くことが出来ますし、サテライト側から搭乗するのであれば、こちらのラウンジでも十分ではないでしょうか。
11時前になると、優先搭乗が開始される便がちらほら現れるからか、一気に人が消えます。
※営業時間は7:30~19:30となっています。
私も搭乗時刻が近づいてきたので、ラウンジを後にして搭乗口へと向かいました。
2017年度JMBサファイア 到達報告
先日、2017年度のJMBサファイアを達成しました。
今年はダイヤモンドまで突っ走る予定なので、いわば中間報告です。
旅程や単価については、まだ詳細な記事にしていないのと、旅程の半分しかこなしていないチケットなどが存在し、正確に値段を割り出すのがかったるいのもあるので、ここではザックリとした計算で出させていただきます。
単純に飛行機代だけで割り出すと、約17万円ぐらいなので、クレカ分の5000FOPを除いて単価にすると、だいたい3.7円ほどになります。
※ちなみに全部で22レグなので、回数修行の半分以下ですね。
当初の想定より高めですが合格点です。
理由としては、「KUL発券の国内線4区間」というチートが使えなくなったからです。これでかなりキャッシュアウトが大きくなってしまいますが、まあ仕方ないです。
今年は、これまで「アメリカン航空」「イベリア航空」「フィンランド航空」「日本航空」「マレーシア航空」に搭乗しており、単純に東京ー沖縄を行ったり来たりしてファーストクラスでドヤァするよりも、よほど楽しめるのではないかなと。
マイルも多くたまりますし、なおかつ単価も下げられるので一石二鳥です。
※ちなみに今年はもう沖縄に行く予定がないです。
今年はJMBダイヤモンドを取る予定ですが、来年は多分サファイアまでにすると思います。まだ決めてませんけどね。
残りのフライトも楽しみつつ、随時記事を仕上げていきたいと思いますので、これからも温かい目で見守っていただければ幸いです。
JAL524便 新千歳〜羽田
北半球エコノミー1周旅行、最後を飾るのはJAL524便羽田行きです。
このフライトからの続きです。
また、ラウンジも利用しています。
この便、今はなきクラスJ10区間アップグレード券を利用して、事前にアップグレード申請をしています。
座席はなんと1番前。
前は壁になっているので広々と使えます。
定刻からやや遅れてプッシュバック。
雪がだんだん強くなって横殴りになるレベルにまでになりましたが、19:20過ぎには離陸。
したところまでは覚えているんですが…
どうやら飛行機が離陸して2〜3分で爆睡してしまったようで、ドリンクサービスすら受けなかったようです。
目を覚ますと、ベルト着用サインが点灯していました。離陸時ではなく着陸時のサインです。
東京湾の上空から千葉県の海沿いの景色を眺めます。
出発は遅れましたが、ほぼ定刻に羽田空港に着陸しました。
この後はモノレールに乗って1時間40分ほどかけて自宅に帰ります。
「というか待った!出発地が成田で、到着地が羽田じゃないか!どうなってるんだ!!」
という意見が出るかもしれませんが…
形式上羽田と成田は同じ空港扱いですし、なんにせよ自宅に帰れば一周したことになるので、そこらへんは見逃していただければ幸いです。
これにて北半球エコノミー1周旅行は完結です!長らくお付き合いいただきありがとうございました!
新千歳空港 JALサクララウンジ
乗り継ぎで訪れた新千歳空港のお話。
こちらの続きです。
多少時間があったので、いったん制限エリアから出てラーメンを食べて、クラスJへアップグレード申請したのち、保安検査を済ませて再び制限エリアへ。
そしてまたサクララウンジへやってきました。
場所は3階にあるので、羽田空港の構造と同じですね。
受付の前にこのようなアート作品が現れます。
新千歳空港には、2016年6月のリニューアルで「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」が誕生していますが、サファイア会員には入室資格がないので、今回はおとなしくサクララウンジへ。
意外と利用客がいませんでした。
ラウンジから飛行機も見えますが、時間的に暗すぎるので写真撮影は断念。
※個人的には、ラウンジから飛行機が見えるだけで、伊丹や那覇よりも評価は上です。
搭乗時間も近いことですし、とりあえずジンジャエールをもらって、あっさり退散しました。
次が北半球1周旅行、最後の記事です。